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140字で映画はどこまでかたれるか。

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タイトルの通り、筆者が観た映画の回想録です。鑑賞環境は映画館の新作を中心にしていますが、基本的にはあまり拘りません。字数制限の都合上、警告なしでネタバレとなる場合もあるので注意。
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#マーベル映画

「マーベルズ」(2023年)は、「キャプテン・マーベル」(2019年)の続編にあたる“いつもの”アメコミ映画である。一人が三人になってパワーアップするのかと思わせて同じようなキャラクターが入れ替わっているだけの何の新味もない退屈なストーリーに思わず天を仰ぎ見る。猫は可愛い♡

山本倫生
5か月前
2

「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」(2022)は、2018年公開の1作目の続編にあたるマーベルシネマティックユニバースの最新作である。主演俳優の「不在」をテーマにするのはある程度仕方ないとは言え、2時間40分は引っ張りすぎと言うもの。個人的には3作目はもういいと感じた。

山本倫生
1年前
4

「ソー:ラブ&サンダー」(2022)はマーベルコミック原作の同シリーズの4作目に当たる映画である。Dr.ストレンジと同じく「アベンジャーズ」の中の一人という雷神ソーだが、本作では主役の座を相棒の「トンカチ」に奪われるというまさかの展開に唖然茫然。これで帰ってくると言われても……。

山本倫生
1年前
1

「ドクターストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス」(2022)は、マーベル・シネマティック・ユニバース28作目にして前作(2016)の続編にあたるファンタジーアクション映画である。他のマーベル作品で強烈な印象を残しつつ本編は地味というドクターも、S・ライミの演出で弾けた感じだ

山本倫生
1年前
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「エターナルズ」(2021)は、マーベル・シネマティック・ユニバース第4段階の端緒を飾るSFアクション映画である。不死の宇宙種族10人の見せ場が延々と続くため、上映時間が指数関数的に増えていくという悪循環と、いつも夕方か夜明けみたいな暗い画作り(撮影)にあまり良い印象が持てない。

山本倫生
2年前
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「スパイダーマン:スパイダーバース」(2019)は伝統的なアメリカンコミックから日本の漫画・アニメまであらゆる文化の最先端を疾る、驚愕の映像体験でありながらスパイダーマン映画としても秀逸である。続編では日本の実写版スパイダーマンの登場も噂されるが果たして。

山本倫生
5年前