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母と僕の秘密! 母が女だとわかった時

我が家には秘密がありました。
母と私だけのいつからか習慣になってしまった秘め事です。
それはマッサージです。

私はマッサージが得意です。自己流ですけどね。
子供の頃、よく母の求めでマッサージをしてあげました。
小学校高学年の頃です。

肩が凝って疲れが取れないと言って、母にマッサージを頼まれます。
マッサージというのは母の方便でした。

でもそれが、何となく普通とは違うマッサージだということは子供心に理解していました。

最初、母は普通に肩や背中のマッサージを求めます。
冷え性で眠れないからと言って、足を揉んで欲しいと頼みます。
当時は暖房器具も限られていたので、母の辛さは理解できます。
でも、その母の要求がエスカレートするのです。

足先のほうから次第に太ももや下腹部など、体の中心に向かって。
母は、とても気持ちよさそうに見えました。

肩や背中を揉んであげた時とは、明らかに違う顔で悦に入っています。
次第に母がどんなふうにされたら嬉しいのか、理解できるようになった気がします。

そうです、母は自分を慰める行為をしたかったのです。
そして、それを息子の私に求めました。
言いづらかったのでマッサージと称したのでしょう。

「カズちゃん(私のこと)、マッサージお願いできるかしら?」

母からそう頼まれる日は、いつも父親が出張で留守の夜でした。
そしてベッドで横になって待つ母は下着を付けなくなりました。

「このほうが、カズちゃんがマッサージしやすいでしょ。いいわよね、親子なんだし!」

と、母は有無を言わせず私に求めます。

今でも、あの時の女の母の顔が忘れられません。

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