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【モンハンライズ】溶岩洞の骨は誰?【ガバガバ考察】

溶岩洞にある大型モンスターの骨の正体は誰なのか。
骨格や角の形状からしてナルハタタヒメと同じに見えるため、おそらくは最終ボスの伏線としてフィールドにこの骸骨を置いたのではなかろうかというのが自然で腑に落ちる考え方ですが、それでは面白くありません。
なので、多少無理があっても考察していきます。
とりあえず2つだけ説を用意いたしました。

説1.カグツチがモチーフの古龍

まず今回のボスモンスターはクエスト名にもあるように風神と雷神がモチーフとして使われています。 
そして風神雷神は二柱一対のとして扱われますが、日本古来の自然神はこれだけではありません。
特に溶岩洞という場所柄、火神の存在がそこに合っても不思議ではないかと思います。
つまりはカグツチです。
更に風神雷神がモチーフとはいえ、この二体の話はイザナギとイザナミのような部分も見受けられます。
イザナミはカグツチの誕生に伴い火傷を負い、それが原因で死んでいる。
その後カグツチはイザナギにより斬り殺されています。
それを踏まえて考えると、溶岩洞にある骸骨の正体はカグツチをモチーフにした古龍ではないかと推察することが出来ます。

説2.真にイブシマキヒコが求める相手

イブシマキヒコのモチーフは風神であり、名前からして男神であるシナツヒコだというのがわかります。
だとすると、本当に対となる龍はナルハタタヒメなのでしょうか?
日本神話において雷神は、イザナミが黄泉の国へ下った後、醜女になった姿に生じた八柱の神であり、大きな解釈をすれば、イザナミこそが雷神そのものとも取れます。
つまり、イザナミの対となる男神はイザナギであり、シナツヒコは息子に当たります。
そしてシナツヒコには対となる女神が存在しています。
広くはシナトベと呼ばれ、明確に女神として表記すると志那都比売神(シナツヒメノカミ)となります。
話は飛びますが、角というのはその数によって性別が分けられます。
男性は一本、女性は二本です。
溶岩洞の骸骨は角が二本あることがわかります。
これは間違いなくメスですね。なんとなくメスの顔してます。
シナトベはシナツヒコの妻であると解釈されることが多く、勿論シナツヒコと同じく風神です。
風神雷神二柱一対とされていますが、古代では必ずしも雷神の対は風神ではありませんでした。
美術的な観点で元を遡れば、千手観音曼荼羅における構図上対に見えるだけなわけです。
そしてその構図が広く受け入れられたがために、風神雷神二柱一対が定着したに過ぎません。
そして生物的な観点で言えば、古龍とはいえイブシマキヒコとナルハタタヒメを番として扱うには属性が違いすぎる。
というわけで、溶岩洞の骸骨の正体とはイブシマキヒコの真の対となる存在であり、イブシマキヒコとナルハタタヒメはお互いに別の相手を求めているはずが、何かを勘違いしたのか求め合ってしまったのではないでしょうか。

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