ニンフィア色調整について

7月末に撮ったニンフィア×朱鳥居のARスナップです。僕はブイズはそれぞれモチーフを合わせて撮りたいなと思っています。むすびつきポケモンのニンフィアは、リボンが特徴的でかわいらしい。ピンク色のかわいい感じにまとめるのもいいなぁなどと考えていました。しかし僕はピンク色のかわいいお店とは、とんと縁がありません。そこで"結びつき"という言葉から、新海誠監督作品の『君の名は。』を思い出して神社を連想しました。"鳥居の向こう側は神様の世界"って何かの本で読んで覚えていました。それなら連続した鳥居は、現実世界と神様の世界を結びつける、どこでもドアみたいなものなのかもなと思って、ニンフィアをここで撮ろうと決めました。

トーンカーブはいつもよりアンダー気味になるように調整しました。神社の神聖で、どこか畏れを覚えるような感覚を、作品に込めたいと思ったからです。

シャドウは石の階段がわかるくらいに上げました。

色づくりは、朱の鳥居の妖しいまでの魅力と、ニンフィアの体色がより魅力的に見えるように考えて作りました。

朱鳥居が暖色なので、シャドウには寒色を選択しました。スイカに塩を振るイメージでやってみました。

色温度は青に振ると寒すぎる気がしたので、黄色に振りました。色かぶりのグリーンは、緑に囲まれた鳥居なので、緑をかぶせたら自然かなと思ったので緑を被せました。

周辺光量-8で周辺の光量を下げて、ニンフィアが進んでいく鳥居の奥の画面中央へと、視線を誘導しています。

粒子15はチルタリスの色調整でも記載した通り、ARのポケモンがペタっとして見える気がするのでザラつきを乗せて、情報量をプラスして"ゆらぎ"の効果を持たせるためです。

暗部のノイズ軽減のために17振りました。

上Before
下After
やさしい印象の一枚がアンダー調にしたことで、ニンフィアに神様のいる世界へと、いざなわれるような、異界へのつながりを感じる一枚にできたと思います。魚眼レンズの180度に近い画角は、どう使えば魅力的な画づくりになるのかと、色々と撮っていましたが180度、めいっぱい撮りたいものを配置したらいいかもと思い、今回鳥居の"中"で使ってみたらいい感じでした。noteではなぜか切れていますが、編集前の一番下にはスマホを持つ指が入り込んでいました汗
ここまで読んで下さりありがとうございました☆
それではまた！　　　　　　　　　　　　　◯△