注目ニュース【皇位継承議論、自民党で再始動】
11月、自民党は、安定的な皇位継承に向けた議論を開始 しました。皇室典範では、「皇統に属する男系男子」である 皇族が皇位を継承する旨を定めており、現在、皇位継承資格 を有する皇族は、秋篠宮皇嗣殿下・悠仁親王殿下・常陸宮 正仁親王殿下のみであり、天皇陛下の次の世代の資格者 は、悠仁親王殿下のみです。 悠仁親王殿下以外の未婚の皇族が全員女性である ため、悠仁親王殿下が皇位を継承される時には、悠仁親王殿下以外には皇族がいらっしゃらなくなる可能性がある ことから、有識者会議は、皇族数の確保が喫緊の課題である と指摘しています。
今後は、女性皇族が結婚後も皇室にとどまることや、旧 宮家の男系男子を養子とすることを可能とする皇室典範 改正を視野に検討が進められることになります。皇室の あり方は、我が国の根幹をなす重要な課題です。静謐な環境 の中で議論が深まることを期待します。