【Zero Waste奮闘記】燃えるゴミと燃えないゴミ
ゼロウェイスト、ローカルファーストMaruta内宣言をしてからちょうど1ヶ月が経ちました。
宣言してから1ヶ月、何か変わったかと言うと、正直大きな成果はまだ出せていません。
だけど、少しずつ、社内の意識が変わってきていると感じています。
今日は特に、朝からスタッフみんながそれぞれゴミをなくそうとアイディアや実践したことを自分に話してくれました。
ここ1ヶ月だけでも色々なことがあって、駆け出したばかりなのに全部投げ出したくなったこともあったし、スタッフのことを嫌いになったこともありました。
だけど、みんな自分ごととして本気で考えてくれているからこそ、難しさや、課題なども真正面からちゃんと言ってくれているのです。
日々の営業で忙しい飲食店という業態はただでさえ目の前の仕事がたくさんあり、みんな時短効率化を求めながら秒単位で働いています。
そんな中、ゴミの分別をしっかりしよう、ゴミをなくそう、なんて『そんな余裕ないよ!』って言われるのも当然かもしれません。
現場を理解すること。その上でどのくらいのレベルの目標設定をするべきか、考えることが大切なのですね。
現状分析
目標を設定し、それに向けて課題解決していくために必要なことは現状分析です。今、どんなものがどのくらい捨てられているのかを知ること。
ということで、営業後に店内のゴミ袋(生ゴミは別)を全部開けて並べてみました。
重さを計ると、
可燃ゴミ:6760g
プラゴミ:262g
2020年11月25日(水)
中身はというと、、
汚れたプラスチック類が多いです。牛乳パックやアーモンドのパッケージの他、クッキングシート、新聞紙、フキンなどがありました。
気になるのは、クッキングシートの箱。これはカッター部分は金属(不燃)なので分解して分別しなくてはいけないもの。
ラ・フランスもそのまま捨てられていた。ショッック。
少し腐っていたとはいえ、プラ容器と一緒にそのままゴミ箱投入されているのを見ると、ああ・・・・と悲しくなってしまいます。
これも燃えるゴミ箱の中身。ほとんど汚れたプラゴミです。
右上の金網なんて明らかに燃えない。
ドリンクサイドから出ているゴミ。レシートとか、おしぼりとかがメインになってくるけど、スポンジとかも、消耗品。半永久的に使えるスポンジがあれば良い。
上はプラゴミ袋。上の写真の中に一つNGなゴミが含まれていました。
・・・汚れたゴム手袋。
プラゴミとして分別して良いのは、汚れていないプラゴミです。汚れたものは可燃ゴミ。
全体的に言えることは、プラスチックゴミの多いこと・・・。
燃えるゴミの半分以上はプラゴミだった。
やはりプラスチック問題は大きな課題だとつくづく実感。
そして分別の大切さを問いて、忙しい中でもみんな分別するようになるにはどうするべきか、課題です。