レオ・メッシ

これを書き出した時にはまだリオネルメッシはバルセロナの選手です。ただ書き始めたと同時ぐらいにシティに行くんじゃないか?ていううわさが流れているので書き終わった頃には決まってるかもしれません。

NO Barca NO Life

この言葉に乗って15年前の僕はバルセロナに傾倒していきました。最初に応援を始めた動機はリバウドクライファートサビオラのトリデンテってかっこいいよね!ぐらいな動機。好きな選手がいるからそのクラブを好きになるってのが僕の中で海外クラブを応援し始める動機でリバプールもきっかけはオーウェンでした。

その頃に日本人でバルセロナを応援していた人の多くはバルセロナ在住の日本人の方が運営されているHPや赤青的な応援HPを見ていたんじゃないかなーと思います。僕もその両方からバルセロナの今と過去を知りバルサというクラブを学び自分のクラブのような気分になっていたと思います。そんな感じでいい具合にバルサ原理主義的に染まっていった僕はバルサこそが正義で唯一無二なフットボールクラブだと考えていたと思います。いろいろあっていくつかある好きなクラブ程度になってはいましたがメッシがクラブを去るのではないかということで何か書いてみようと思いました。

あの時、レシャックが13歳少年メッシのプレーを見て叫んだ瞬間、メッシとバルサの未来が変わった。

「彼は天才だ。紙ナプキンでも、なんでもいいからサインさせろ」

フットボールには物語がつきものです。でもこんな物語のスタートはカッコよすぎて物語の世界ですらなかなかあり得ない。それからメッシのプレーを見てはあり得ないと感嘆させられたことは数えきれない、それと同時にメッシがバルサを離れるという報道がされるたびにあり得ないと思ってきましたがどうやら今回は本当な気配。今のバルサがいい状態じゃないことは間違いなくて、というか正確にはもうずっとバルサはよくなかったですよね。ラポルタ会長末期あたりからロセー、バルトメウが引き継いでいったクラブはどんどん歪んでいってメッシやイニエスタといったラ・マシア出身のスターたちで勝ち続けることでなんとか維持してきた体制がメッシが去ることで、メッシが去ることをかつてのカピタンプジョーが支持することでいよいよ潰えようとしているのは何やら因果を感じます。

少なくとも8月27日0時現在はまだFCバルセロナ所属のレオ・メッシ。彼の物語の続きはバルセロナなのか、それとも別の場所なのか。個人的にはどこの場所でもいいけれどフットボーラーとして色んなものを背負いすぎてプレーしていたように見える彼が純粋にプレーできる環境であることを願っています。



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