見出し画像

WEB版初任者通信【戦略的に1年間を乗り切る】

みなさん、こんばんは。小学校教員をしている丸岡です。日本各地の銅像を見て回ったり道徳の授業の研究をしたりしています。

最近は、2冊同時にこれまでの自分が実践してきたことを「授業技術」「学級経営」と2つのカテゴリーでまとめさせていただきました。※絶賛発売中!!

これまで学ばせていただいた先人たちの実践と心理学やコーチングを交えた独自の実践をわかりやすくまとめさせていただきました。

「いろんな人に紹介したいと思える本でした。この本は、学級経営で行われていることを心理学やコーチングの視点で意味付ています。教師が、普段当たり前にやっていることでも意味付けられることで、自分のやっていることに自信をもてるし、さらに高め深める活動にしたくなります。若い教師は、もちろんベテランほど読んで欲しいと思いました。」2時間でわかる学級経営の基礎・基本を読んで


「一つひとつの技術の根拠が心理的アプローチ 実践的アプローチ、脳科学的アプローチと、客観的に書かれています。だから、わかりやすいし、自分もやってみようと思えます。勤務経験の浅い先生や、初任者指導をされる先生にお勧めしたいです。」2時間でわかる授業技術の基礎・基本を読んで


などの感想をいただいています!

学級経営・授業技術を学びたい方はぜひお読みください。


さて。


本日は「戦略的に1年間を乗り切る」というテーマでお話させていただきます。


小さなずれが大きな差を生む。 

昨日、そんな記事を書かせていただきました。

それを1番に防ぎたいものは何か?


つまり、何に一番力を注ぐべきなのか、を吟味しなくてはいけません。

私が1番に力を注ぎたいのは次のことです。


年間指導計画の見直し

私は次のようなことを見直すようにしています。

・ どのように単元を入れ替えるか

・ どのように各教科、特別活動、道徳をつなげるか

 

そんなことをこの年度初めに見直します。


様々な雑務に追われる時期ではあるが、この作業をおろそかにしてはいけないと思うのです。

なぜなら
 

年間指導計画の見直しが育てたい子ども像を浮き彫りにする

 

からです。


年間指導計画を分析すると、その学年の特徴的な部分が浮き彫りになってきます。


ここに児童の実態を組み合わせます。

それぞれの年代の子どもたちにそれぞれの個性があります。

それを年間指導計画と組み合わせることで、その年の学年のテーマが見えてくるはずなのです。


年間指導計画の分析×児童の実態=学年テーマ


このような図式で考えています。


すると、普段の教育活動のゴールが見えます。

つまり「北極星」を設定することができるのです。


ゴール設定ができているのか、そうでないかの差は本当に大きいと思います。

どこに向かっているのかわからなくなると、焦りと多忙感に迫られる時期が必ずやってきてしまいます。
 

しかし、ゴールがあれば何かピンチがあってもどこに向かえばいいのかがはっきりとわかるのです。


時間が経つにつれていろいろなものがつながりを生み、だんだんとゆとりさえ生まれてきます。


さらに、

総合的な学習の時間でどのようなことを仕掛けるか

そんなことにも思考を巡らせることができます。

そんなことを設定するのが4月になります。

こうしたことを実践すると、教育活動がダイナミックになります。

その学年で、その年に育てたい子ども像が具体的に見えてきます。


忙しい4月ですが、そんな準備を進めていかなければいけないと思っています。


戦略的に1年間を乗り切ろう、と思います。


本日の記事は以上です。ここまでお読みいただきありがとうございました♪



【今、売れています!!】

【丸岡慎弥の道徳本】