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ヘップってなんなん?【繋がりが必要】 Vol.26

ヘップってなんなん?
ヘップの名称の語源として1954年、映画「ローマの休日」でオードリーヘップバーンが履いていたフロントオープンバックレスサンダルを親しみ込めてヘップサンダルと呼ばれた事だと業界では言い伝えられています。そのヘップサンダルを通称ヘップと業界で呼んでいます。
著作権の問題があるかもしれないので画像は載せることが出来ませんが、アン王女(オードリーヘップバーン)が街にくり出すシーンの中で、露店で履物を買って履き替えるシーンがありますよね。そのシーンの履物がヘップの語源と言われてます。興味のある人は休日に映画観てみて「ローマの休日」だけに笑

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「繋がり」について最近色々考えることがありました。

今までお得意先(お客様)と言えば履物問屋さん。だからどこを見てモノづくりをしていたかというと、問屋の担当者とその先のバイヤーさん。

モノが売れる時代は仕事もまわり、オーダーという果実があったので、気にも留めてませんでした。

しかし、履物問屋さんが直接海外で商品を作るようになったために。海外特に中国生産の商品が市場に並ぶようになります。

するとバイヤーさんも海外商品で利益率が取れるとなるとやはりそちらに流れるのはものの道理として理解はできます。

すると今度はこちらとしても海外生産となってしまう。自慢するわけではないが、やはりメーカーが行って作るのと問屋さんが行って作るのでは同じのもを作るにしてもやはり違いが出てきます。

するとまた今度はこちらの商品をといういたちごっこが続く。そのうち今度はバイヤーさんまで海外生産に取り組むという状態が続いていきます。

そうなるとどうするかと言えば、新しい売り先を模索して、今度は靴業界へ、そしてその次はアパレル業界へと様々なルートを開拓していかなければなりません。

その開拓をする時にでも、やはり不思議な繋がりがあった。その時は何も考えずに開拓するのに必死であったので、今思うとなんであの時あんな上手く繋がったんやろと思うことは、一度や二度ではありません。

雑談になりますが、都会に行けば今では電線なんかも少なくなったとは思いますが、田舎ではまだ電線だらけ。その電線も電柱をかいして繋がっています。

この電線はどこまで繋がってるんやろと思った時に。人と人との繋がりも無限に繋がってんねんやろなぁと思ったことがあります。

人と会う。それが無駄に終わったとしてもその後いつどこでその方とも繋がるかもと思いながら以前は人と会っていました。

10年前片目を失明してからはあまり人に会うことは控えていたが、それでも商談などではそれ以前位比べれば減ったとはいえ。会うことはやめませんでした。

やはりバイヤーさんが変わったりMDさんが変わったりしたことを知らないと浦島太郎状態になることもあるので、商談は外せませんでした。

そして近頃は、問屋さんも廃業等で少なくなってきている。今までの繋がりがきかなくなっているのは確かです。

そうすると今度はどこを見てモノづくりをするのかと言えば一般消費者となる。従来からお客様のためにとは言いつつ、そのターゲットがより消費者に近くなることでこれからの繋がりも変わってきます。

そのため、同業者との繋がりを見直す。
どういうことかと言えば、従来のやり方に固執してたり先を見ていない同業者とはやはり方向性が違います。

方向性が合う仲間と繋がりを持つために、これからは行動していかなければならない時代になってきています。

そして、異業種との繋がりを模索する。これにはclubhouseが面白いと思っています。音声だけの繋がりからリアルの繋がりへとへ進化させて、そこからビジネスへと繋がればと考えています。

そのような可能性をclubhouseだけにはとどまらずあらゆるSNSを駆使して、繋がりを持ちたいと思っています。

人と人との繋がりは理屈ではありません。もっともっと人と会って繋がりを持ちたいです。

繋がりを今回はお客様との繋がりととられて書きましたが、お客様と同等に職人さんとの繋がりがないとモノづくりはできません。

お客様そして職人さんとの繋がりを大切にこれからもモノづくりに取り組んでいきたいと思います。

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ヘップ親父渾身の•••(買ってください笑)
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