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今の高校倫理の教科書より ①

わたしが高校生だったのは40年前。
日本が好景気にあった反面、
腐ったみかんが話題になっていた頃です。

それから40年たち、

今の子どもたちの高校倫理の教科書、はじめに、
に書いてあることは。。。

🍀🍀🍀🍀🍀🍀

しばしば、わたしたちは、
生きる意味とは何かといったようなことを考える。
あるいは、いま自分のやっていることが
何か無意味に思えたり、
このままでいいのかと考えたりする。

しかし、わたしたちは、
何かに熱中しているときには、
じつはそんなに考えていない。

(中略)

だから、できれば考えなくてもいい。
むしろ、考えずにいられるような、
夢中になれるもの、懸命になれるものを
どれだけもてるということが、
その人の人生の豊かさを左右するといってもいい。


が、問題は、
わたしたちは必ずやつまづく、
うまくいかなくなるときがあるということだ。



それはわたしたちが、絶対でも万能でもない、
有限な存在であるということだ。

(中略)

倫理とは、そうした、
「よりよい生き方」とは何かを、
自分とは何か、
人間とは何か、
という問いまでさかのぼって考える場である。

考えるということは、
けっして抽象的にあれこれの考え方を
いじりまわすことではない。

詩人の長田弘はこういっている。

「考えるということは理屈をつけることではなく、

深く感じるということである。

深く感じる力を自分の中に育てられないと

何も見えてこない」



そして、そこに同時にどうしても必要なのは、
「学ぶ」という姿勢だ。

「学びて思わざれば即ちつらく、
 思いて学ばざれば即ちあやうし」(論語)

という言葉がある。

学びながら思い、思いながら学ぶことにおいてのみ、
自分自身の、よりよい人生が
たしかな手ごたえをもってくるということである。

🍀🍀🍀🍀🍀🍀

おとうさん、おかあさん、
子どもたちは、
わたしたちが思っているよりも、
ずっと大人だと思いました^ ^

人生を分かちあいたいですね!

高校倫理の教科書を、
また、シェアします!


地球、そして、宇宙にある すべての物、事を愛する。小さくても大きなお店「まるりは」。
の商品です^ ^

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