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たった1%の仕事のコツ 河野英太郎著

選んだ理由
何となく今の自分にタイムリーな感じがしたので購入しました。
まとめる内容としては、自分に今必要と思うことをまとめてみました。
著者は、東大出身のエリートなリーダーであり年齢的には、私とも同世代ということで、現役で上にも下にも人がいる世代でもあります。きっと、責任が生じるお役もしながらも、とても多忙な年齢なはず。そこを踏まえて読み進めていこうと思った。

①時間のコツについて
前日に早く寝る事で、早朝起きる事からのスタート。朝の仕事は効率が良い。一つの行動に目的を二つ以上持たせること。意識的にそうしていくことで、おおきなおまけが手に入る。そして、出来る限り仕事はすぐやる事。すぐやる事は、自分の仕事の飛躍的有効活用につながる。
仕事が出来るようになってくると、色々な仕事を任されることが多くなります。しかし、自分のキャパシティを超えて仕事を引き受けてしまうと、結果的にはパフォーマンスも落ちてしまう。真面目なあまり、出来るからやらなくちゃいけないとか思って、自らにプレッシャーをかけてしまうことで、さらに悪循環。限界を超えて、精神的にも肉体的にも折れてしまう。これが、優秀な若手がつぶれてしまう典型的パターンと著者は言う。勇気をもって断ることも必要である。

②報連相のコツについて
相手に質問されたときには、その答えから答える事。あなたの提供する周辺情報は雑音でしかないと著者は言う。
仕事が出来る人は、常に早めに動く人である。「悪い話は、昨日。好い話は明日でよい。」こんな意識だとわかりやすいかも。著者の事例からの表現抜粋より。仕事は信用がすべてという著者の言葉は説得力がある。
エレベーターブリーフィングより、三分間を有効活用していく。
趣旨を伝えて、選択肢を提案して、判断ポイント、結論、確認。これらを、手短に話して、相手が頭を煩わせないようにするのが理想である。ポイントとしては、丁寧さにこだわりすぎて、目的を見失付てはいけないこと。
著者の経験からの追求としては、コンプリーデットスタッフワークの追求によって、仕事の効率化をはかること。簡単に言うと、相手に対して、次に進められる形までしてから報連相するということ。これをすることで、コミュニケーションもスムーズになり、仕事の効率化も得られるとある。

③目標達成のコツについて
ワークライフバランスコンセプトという、仕事も私生活も充実させましょうという考えが定着してきたという。IT機器等の充実から、長時間会社にいるよりも質の高い仕事が自宅で出来るようになったことで定着化している。生活を犠牲にすることなく、今以上に充実した仕事をしていく事が可能ということである。
色々な方法はあるにせよ(ここでは省略しますが…)健康に気を配れる人ほど、自分の仕事に責任を持ち、目標を軽やかに達成していくと著者は書き留めている。

気付き
本というのは、自分に今必要な情報を得ることが最大のメリットと思いますが、この著書を読んでみて、自分の与えられている事をガツガツとやるのではなく、バランスを保ちながらの成果に繋げていく事が改めて大切だと、そんなことを私自身が感じているのだと気が付きました。
仕事を任せられた嬉しさに懸命に頑張りすぎるが、色んな所にしわ寄せがきてしまったら、もともこもないわけで、全てが上手くいってこその成果であると改めて感じました。


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