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話し方で損する人得する人              五百田達成著

選んだ理由
たまたま何かのタイミングで、購入した本でしたが、娘が読んで実践しているのを見て、良い本だな~と思い手に取ってみました。
この著書では44のパターンがありますが、そこでの得なタイプとそんなタイプをわかりやすくまとめています。
沢山ある中から、これ!と思ったものをピックアップしたいと思います。

①悩み相談に関して
悩み相談でやってはいけないことは、アドバイスをしないこと。問いたださないこと。大切なのは、どうしたいの?と一緒に考える姿勢を見せる事。そうすれば、相手の悩みは自然と解決していく。カウンセリングの現場では、「たいていの場合、答は相談する人の中に既に決まっている」と言われているようです。相手が話終わるまで自分の話やアドバイスしないこと。

②褒め方について
上から目線の褒め方というのは、意外にしてしまっている気がします。
ジャッジがまざった評価言葉は要注意だそうです。
簡単な事例から、歌手に対して「歌が上手いですね」はバカにしているのかとも誤解されてしまう。ストレートに「感動しました」だと喜んでもらえる。素晴らしい映画を見た時に「あの映画を絶対見た方がいいよ」では上から目線の評価やアドバイスがあるので嫌われる。「あの映画、面白かったよ」だと相手に不快感を与えない。美味しいラーメン屋さんでお勧めな場合も「あのラーメン、食べておくといいよ」ではなくて「あのラーメン、私は好きだわ~」がベスト。
確かに、私も付き合いの長い友人に、ふと上から目線的な話をされたことがあるが、しばらく距離を置きたくなてしまいました。今特に、聞きたくない話を話されて、それが上から目線で、しかも内容が興味のないものなら、嫌になってしまいます。しかし、本人は気が付いていない。
私も、きっとあるかも知れないので、注意したいと思います。

③うまく自分の話をすることについて
自分のことを話さないという子著は、ある意味自意識過剰であり、相手との距離感も開いたままである。自分の話ばかりする人は損をするし、自虐に見せた自慢は論外である。「共通の話題」「あなたを信頼していますよ~」というメッセージが伝わるように適度に自分の話も出来るのがベスト。
そういえば、私が話したくないけど知人に話したプライベートの話。これがきっかけで信頼関係に発展したことがあった。恥部と思っていたことが、逆に信頼関係につながったことに驚いたのが心に残っている。

気付き
たまたま、今の私に必要そうなこと。そして、みんな意外にあるある?ということを選んでみた。このタイプの本は、一つでも実践していくと、相手からの印象が良くなると思いました。ちなみに、娘は「これから自慢していい?」と断って自慢するということを取り入れたようですが、これってとても相手に好印象だと感じました。もともと自慢が苦手な娘が、小さなホッコリするような出来たを、自慢として話してくれたことで、前向きな気持ちや、自己肯定感が高い…などの印象にもなり、とてもいいと感じました。
こらが、この本を手に取った理由ですが、私も、一つ一つ楽しみながら実践していこうと思いました。

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