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絵師がAIを使う未来

はじめまして。ぽちと申します。
文章を書く練習がてら、記事を書いてみようと思います。

私自身、趣味で画像生成AI(主にStableDiffusion)を使って女性の画像を作っています。

StableDiffusionで出力後、加工しています。

イラストではなく実写に近いイメージなので、なかなかイラスト作品の多いAI画像生成のコミュニティとはかみ合わないのが悩みの種です。。。

絵師もAIを使うようになる?

最近StableDiffusion2が発表され、色々調査していましたのですが、その中で将来絵師もAIを使うようになるのでは?と頭によぎる出来事がありました。

少し前に多くの絵師の方がAI絵師の作品生成について非難したことは知っていましたが、それでもメリットは多そうなのでまとめてみようともいます。

画像生成に必要なモデルは、各々で作る

調査中にこのツイートが目に止まりました。

StableDiffusion2では、有名人の顔やアーティスト名での生成ができなくなっていることに関してのツイートです。私はこのツイートを見て、画像生成AIで表現を行うのであれば、各自がオリジナルのモデルを持つべきなんだろうなと感じました。当然モデルに学習させるには、そのための画像が必要となります。

絵師の方は、そもそも学習データを持っている

学習させるデータをどう準備するか漠然と考えているときに、ふと絵師の方のAI批判が頭をよぎりました。批判の内容は色々ありましたが、AIの学習に関しては、勝手に自分の画像をAIの学習に使われたくないというものがあったかと思います。
そこで思いついたのは、じゃあ絵師が自分で書いた作品のみをAIに学習させたモデルを作って作品を作ったらどうなるのか?ということでした。

絵師+AIは最強かも

ちょっと考えただけでも、メリットは色々ありそうです。
 ①作品の作成スピードは大幅に上がるはず。
 ②AIが生成した画像を修正できるスキルがあるので、通常のAI生成画像よりも高クオリティ。
 ③モデル自体を商品にできる。

①についてはいわずもがなですが、仮に今後AIでの画像作成が主流となった場合、イラストの作成はかなり時間短縮されるはずですので、そのペースに合わせる場合はAI導入をせざるを得なくなるでしょう。

②はAIの生成画像は手の造形などに問題があるケースは未だ解消されていないため、元々イラストを描くスキルがある方は当然修正できるかと思います。ここでAI絵師とは差別化ができると思います。

③についてはあくまで想像の話ですが、商売として考えた場合、モデル自体を販売してしまって、他者で作成してもらうようなことも可能なのではと思っています。

絵師とAIの共生する現在

恐らく画像生成AIはイノベーションとして社会に浸透していくと思います。
(この根拠は別の記事で書く予定です。)
近い将来、イラストはAIで描くことが当たり前になるかもしれませんが、そうなると手作業でイラストを描く絵師は少なくなるでしょう。そう考えると、現在は絵師とAIが共存する奇跡的な時代と言えるのかもしれません。
絵師と画像生成AIの間にわだかまりはあるのかもしれませんが、絵師の方にもAIを使っていただき、今の時代でしか作りえない作品が公開されることを期待しております。

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