初めてSS席最前に座った話

タイトルの通りです。(直球)
真風涼帆さんの末端オタクが、『カジノ・ロワイヤル』SS席を血眼で探して座った話で、完全に自分の記録用です。
わたしもめちゃくちゃ宝塚初心者ですが、宝塚の沼に最近沈んだよ！って方の参考にでもなれば、幸いです。

興奮のまま書き散らしているので「ケッ自慢かよ！」と思われる節もあるかもしれませんが、自慢上等！こちとらその為に命削って働いてんだ！…って事でぜひ寛容な目でお読みください。笑

諸宝塚先輩方におかれましては、アナタ何言ってるの？と思われる節もあるかもしれませんが、若輩者ゆえ、ぜひ寛容な…(以下同文)

なんてたって自分の記録用なんで、丸ごと書いちゃいます。
チケット獲得〜実際に座ってみての2本立てです。長いです。じゃあ行ってみよ〜！

①チケット獲得編

宝塚の世界を知ってしまってから、ずっとSS席に座ってみたかった。座った経験のある方が羨ましくて羨ましくて、贔屓の在団中に一度は座ってみたい！と夢見てきました。

毎公演あらゆるルートで挑戦してみるものの、全滅。くやじぃ〜〜！！！

そうこうしてる内にやってきた、ご贔屓の真風さん退団公演のチケット戦争。

この戦争に勝たなければ、もう二度と男役真風さんをSS席で拝めないんだ…！！

その事実に打ちのめされ、もう必死。狂った。
チケット先着のために有給休暇取ったり、あらゆる抽選に参加した。

でもやっぱりダメで。ムラのSS席チャレンジは失敗。

もう頼るは東宝です。これまたあらゆる抽選に参加したけれど、本当ダメ。そりゃそうだよね。

もう、最後の手段。
阪急様に忠誠を誓い、お金の力と運でもぎ取る道しかありません。

『阪急交通社 夢組』

https://www.hankyu-travel.com/takarazuka/

貸切公演、通常公演チケットを取り扱っている、みんなご存知の夢組ちゃんです。
無料会員登録をしておけば、チケットに係るメールが届きますのでぜひご登録を！(回し者)

貸切公演は、チケットプランやお食事プラン、宿泊プラン等、様々なプランから選べます。
これまでSS席も当然申し込んでいたけど、夢は破れるばかり。

そういうことで、東宝も勿論チャレンジ。今回は全プラン申し込みました。

SS席の対象となるのは、宿泊プランのみ。
直接のお値段は控えますが、中には諭吉様10人以上のプランもございます。恐ろし〜ね…

でもつべこべ言ってられません。申し込まなければ当たりませんし、お金は後から稼げばいいんですよ…(狂いすぎ)(ヤバ)

だって、だって、最後だから！！！(魔法の言葉)

それから、夢組ちゃんからの回答メールを指折り数えて待つ日々です。この時間が最も夢見てる時かもしれません。

でも万が一、諭吉様大集合だワイワイプランが当たってしまったら、しばらく生活カツカツだぞ大丈夫か？？…と正気に戻る瞬間がありますが、まぁ当たらんだろうとタカをくくるわたし。

そして、ついに来ました。回答メール。
…諭吉様が10人以上いらっしゃる！！(衝撃)

え、なんのプランだっけ…？
SS席最前列確約プラン…贔屓を最前で観れるの！マジか！！

喜びもありますが、恐怖に近い感情も駆け巡りましたね。ハハハ…当たっちまったよ…いや、当てるつもりで申し込んだけどさ、支払いどうしようね…ハハハ…

女は度胸だぜ！！と自分に言い聞かせ、支払いました…

だって、だって、最後だからさ…！！(魔法の言葉)

便利な魔法の言葉をうわごとのように繰り返し、痛む懐を抑えて、労働に励もうと誓うのでした。

⭐︎小休止　ホテル宿泊⭐︎

諭吉様大集合だワイワイプランに相応しく、庶民の身の丈に全く合わないホテルに宿泊しました。
ホテルマンは親切だし、部屋はべらぼうに広いし、トイレの蓋は自動で開くし、石鹸はイタリア産だし、バスソルトもついてるし、東京の夜景を一望できます。すごい。すごすぎる。
でもこんなお部屋様、わたしが泊まるべきじゃないぜよ…と居心地の悪さを感じながら、眠った。逆にめちゃくちゃ疲れた。

②ついにSS席最前列に編

とうとうやってきました、夢見た日。
辛い社畜の日々も上司の理不尽さも、なんとか乗り越える事ができました。懐は痛すぎるけど。

だってわたし、SS席最前列に座るからさ！！！(うるさいの申し訳ない)

で、感想ですが、すごかった…その一言に尽きます。
ここまで引っ張ってソレかよですが、もうすごかったです。

キリがないので、贔屓を中心に書いてみます。

まず、開演アナウンスで昇天しました。
音の聞こえ方から違う。包まれる感じ。お布団です。真風涼帆様印の高級羽毛布団って感じです。

オープニングの迫り来るスーツ軍団の渦に、思わず「同じ人間として生きててすみませんでした…！！」と謝ってしまうくらい、美の洪水。近すぎて怖い。

銀橋を歩いてこられる贔屓がカッコ良すぎて怖い。近すぎる。もう逃げちゃいたいくらい近い。あぁ、見上げるしかないのに、どうしたら良いか分からない息止まるよ。助けてくれ。

あああああ！！！！！ちゃんと立体だお肌キレイすぎ歯がまっちろ足が長すぎ顔小さい背が高いカッコよすぎる…(一息) 鼻の穴まで美し…

…コホン。取り乱しました。とにかく近いのですよ。

もうね、神様みたいに輝いてて怖かった。
本能的に「あ、祀らなきゃ」って思った。ご神体がすぐそこにいらっしゃるからさ。(お前がいちばん怖い)

すぐ近くに座っている人が完全にロックオンされてて、わたしまで体温が熱帯雨林。アレくらったひと、生きてる？？

目線を頂けるかの話ですが、贔屓に関しては、わたしの席はフワッと目が合う感じ。一瞬ガッツリ合ったね！は銀橋で1回くらいだった。それだけで心臓が跳ねすぎたので、ロックオンされた方、生きてる？？(2回目)

あと、香りはちょっと甘い香りがするのよ。お化粧品の香りかな？無駄に深い鼻呼吸を繰り返しました。

あとあと、歩幅が結構大きいのね。男役ゥ(感動)

1幕終わってフラフラになって、オタク友達に話を聞いてもらいました。もう脳内が混乱状態なので、

「ねぇ、ゆりかさんってなんであんなカッコいいの？何者？？ウチュージンなの？？」

と口走る始末。言語中枢までやられてやがる。

フィナーレ、パレードも本当にすごかった。
美しい世界選手権第１位みたいな方ばかりが至近距離に集まって、こっちを見てくるんだよ。怖いよ。恐れ多すぎる。

羽根を付けた贔屓たちがずらりと銀橋に並ぶ。
もう、なんかさ、美しい孔雀のサファリパークツアーって感じだった。(例えがひどい)
とにかく大きいし、近いし、美しいし、迫力しかないし。もう胸がいっぱいです…！！どうすればいいのかわからない…！！

…こんな感じでしょうか…？
近すぎて怖かった、しか書いてない気がするけど、実際そうだからしようがない。

明日からまた労働に明け暮れるけど、この記憶があればどんな荒波も超えていけそう…そのくらい元気をもらいました。

もう宝塚でSS席最前列に座ることなんて二度とないだろうし、あんな神々しい美に触れてしまったら、もう思い残す事ないな…って思ってしまった。

…タメになる話は一切しておりませんがいかがだったでしょうか。ずらずらと書き散らしてしまいましたが、どこのお席でも、劇場に行けなくても、今後も愛のビームを送り続けます！！！！

あーあ、明日仕事いきたくないなぁ…泣