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執着を手放さないと物事は好転しないこと

最近、執着についてよく考えており、執着するのは良くないとは世間一般的には良く言いますが、それって何故なのか、そうする事によるデメリットは何があるのか、では執着しないで物事を好転させるにはどうしたら良いのかについてお話させて頂こうと思います。

執着ってそもそも何なの?

執着は良くないって事は、世間一般的には良く言われますが、結構、自分の中ではふんわりした考えしか持っていなかったなと感じてます。

執着はしちゃいけない、とは思うものの普段、安定した生活を送っている状態だとあまり意識してない部分かもしれません。

しかし、いつの間にか自分の行っている行動が執着のせいであまり良くない行動をとっていた事に気づきがありました。
それはLineの既読スルーに対する過敏反応です。

元々、既読スルーされるのが凄く嫌いで、自分の事を否定された気分になり、そんな事をする人とは仲良くは出来ない、という感じだったのですが、それってよく考えてみると、Lineで繋がっている人にとても執着している部分があるからだと気が付きました。

執着でダメになる例

例えば自分が好きな人が居たとしたら、どうしても好きになった相手には自分を見て欲しいし、好きを送った分だけ返して欲しくなるし、自分だけを見ていて欲しくなりますよね。

これは言ってしまえば、好きになれば好きになるほど、その相手に執着してしまっていくという事。

その執着を持った瞬間から、その相手に対し、何かのアクションだったり結果を返して貰いたくなるし、自分から離れていくような行動、例えばLineの既読スルーや、中々予定を決めてくれなかったり、電話を早めに切り上げたがるような行動だったりに過敏に反応してしまうようになります。

次に親子の例でも全く同じで、親が子供に対し子供が可愛くて好きなのですが、その分、自分の考えた通りに子供が行動しないと、自分の事を否定されてしまったような気分になり、過敏に叱ってしまったりしがちです。

どちらの例もですが、相手に執着が多くなった結果、その相手からのアクションに傷つき、ダメージを受けてしまうという事になってしまっています。

更に執着を重ねるとストーカー化してしまう

自分が執着する相手が、例えば現実的にまったく相手をしてくれない、思うように行動してくれない、となった場合、世間的にみて良く分かりやすい例としてはストーカーです。

現実ではどうしようもないので、脳内で自分の都合の良いイメージを作り、段々とその都合の良いイメージの方が現実なのである、と考えてしまうのですね。

例えばアイドルの追っかけなどで、現実的には全く喋った事も無く、何なら会った事すらないのに、脳内でそのアイドルとの甘い日々を夢想するあまり、そのアイドルが実は自分の事が大好きで、自分の都合の良い事だけしてくれる天使のようなものだと考えてしまい、その現実事が正しいと考えてしまうようになります。

これがアイドルならまだ実際に会う確率がとてつもなく低いので良いのですが、例えば学校のクラスのスクールカースト第一位の女子とかになると、喋った事が一度ものないにもかかわらず、このような妄想を募らせ、都合の良い存在である事自体が正しい事でそれ以外の現実は誤りである、なんていう事にその人の脳内では構築されてしまっています。

その脳内現実を追うあまり、知らず知らずストーカー行為などを行ってしまうのですが、これは本人からするとその行動を否定される事自体が分からなくなっているので、もう手が施しようがない状況になってしまっています。

執着しないで物事を好転させるには

では物事に執着しないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。簡単に言いますが、これがとても難しいものです。

家族であればこの子供は他人だと考えるようにする、異性であれば自分とは関係ない赤の他人だと認識するようにする、夫婦であれば、どこまで行っても赤の他人同士と認識するという事です。

少しスピリチュアル的なやり方としては、その人に心の中で祝福を与え、あとは放っておくようにする、というやり方ですね。

どんな方法でも良いのですが、重要なのは、その執着を持ってしまった相手、モノに対して、あなた、それはもう私には必要が無い、自由にして良いのだ、と解放する事です。

そうすれば執着が手放され、物事は好転していくと思います。

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