2019年5月② ドキッ❤️オッサンだらけの

(さぁてと。)

仕事が始まる30分ぐらい前に駐車場に着いた私は、歩いて本社の方へ。


本社の前では、谷さんがたばこを吸っていた。

マ「おはようございます!」

私は歩きながら谷さんの方へ近づく。

谷「おお、おはよう、マルオ君。この前はスマンかったなぁ~。」

先週の「飲み会すっぽかされ事件(2019年4月⑪~⑯参照)」の事だ。

マ「えぇ、色んな意味でメッチャしんどかったですけど。」

谷「なんやと、コイツゥ~。」

谷さんは私に軽くひじ打ちをする。

マ「アハハハハ~。」

谷「アハハハハ~。」

二人とも笑っている。

それはさながら、昭和のB級ドラマのワンシーンのようだ。


マ「あ、今日からよろしくお願いします。」

改めて、私は頭を下げた。

谷「おう、こちらこそよろしくな~。」

と、谷さんが手をあげて答えたところで、本社から作業服を着た従業員らしき人が二人出てきた。

谷「あ、安部ちゃん、ヒガやん。紹介しとくわ~。マルオ君。今度北港の方に配属になってん。」

安部「あ、初めまして、安部(仮名)です。今日からなんや、よろしく。」

東出「東出(こちらも仮名)です、よろしく。」

ヒョロッとした細身の白髪混じりの短髪の人が安部さん。

ガッチリした体格の東出さん。

マ「マルオです。これからよろしくお願いします。」

こちらの二人にもペコリとあいさつをした。

谷「あ、そうや、もうすぐ会議始まるんやけど、始まる前に部長とかにも挨拶しとこかー。」

谷さんはたばこの火を消し、2階へと案内する。

マ「あ、はい。」

私は谷さんの後を着いていく。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?