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葉々社 ZINEDAYでの出会い

2024/1/27土曜
葉々社(東京・梅屋敷)さんで行われた
一日出店者3組限定の「ZINE DAY」に参加してきました。
今回は、その日のこと、書き残しておきたいことをかいていきます。

よかった:人との一期一会


一言でいうとすごいよかった。勇気出して申し込んで本当によかった。
それは、「人と交わる」ことができたからです。

出店者との出会い

◆欅ブックス(@keyakibooks) さん

欅ブックス『欅』

文芸同人誌『欅』を発行するサークルです。『欅』第2号は11月11日発売。instagram http://instagram.com/keyakibooks/ 寄稿に関するお問い合わせや書店様の『欅』ご注文はメール keyakibooks☆http://gmail.com ※☆を@に変えてご連絡ください。

https://twitter.com/keyakibooks

『欅』は、くら本さんが中心となって、さまざまな分野の方に声をかけて寄稿してもらったものを一冊にまとめたというもの。
とくに、第一号はまだなにもない中で書いてもらえる人を探したそうで、その行動力、発信力、メンタルの強さに私も(同じく出店者の)茂木さんもびっくり。まったく違う作り方で生まれたZINEが同じ空間にあるということが面白かったです。

ちなみに、zinefarmtokyoさんのクリスマスブックマーケットにわたしと同じく出店されていたそう。そして、わたしのブースで"てらもと"(ちゃりのオリジナルキャラクター、糸目のパンダ)のステッカーを全種買ってくれた方がまさにくら本さんだと!まさかの再会に盛り上がりました。

◆茂木成実(茂木成美)(@narumimogi)さん

茂木さん『高崎ビジネスホテル探検記』ほか

1988年群馬県高崎市生まれ。早稲田大学第二文学表現・芸術専修部卒。『高崎ビジネスホテル探検記』などのZINEを作っています。YouTubeもやってます。買った本は大体積読…

https://twitter.com/narumimogi

茂木さんはYou Tubeもやっておられてそれの背景をかいたZINEも作っています。私は以前から茂木さんの動画をみていたので、同じ出店者と知ったときに「大変なことになってしまった・・・」と身もだえました。
お会いしてみると、勝手ながら「おねえちゃん」ができたような安心感を感じ、とてもたくさんのお話をして、この世の中に信頼できる人が一人増えたような心強さを感じました。またZINEを通して感じられるように、大げさな言葉を用いるのではなくぴったりくる言葉を探して置くのが上手な方だなとお話して思いました。



最初の一時間はだれもこず、扉の向こうの外階段の音を耳を澄まして待っていました。耳を澄ましつつ、三人押し黙っているというのもなんですから、お話をしだすと、おだやかに盛り上がり、おふたりに会えただけでも今日こられてよかったなと思いました。

夕方には2,3組かさなった瞬間もあり、暗くなってからのほうがよりお客さんとの出会いの数は増えました。

訪れてくれた人との出会い

そんな訪れてくれた方との出会いを少し。
最初の一時間を過ぎると、近くのカフェ「仙六屋」(http://senrokuya.jp/cafe/)の店員さんが来てくださったり、

「葉々社」の初期からの常連さんという方が来てくださったり、

夕方になると、ご近所にお住まいの方が「看板を見て」といってあがってきてくださいました。

偶然きてくださった方がほとんどいうこともあって、
「ZINE(ジン)」との初めての出会いを目撃させてもらう場面も多かったです。
わたしはほかのイベントに出ると、ちゃんと印刷所で印刷されてつるっと厚い立派な冊子のなかで、我が家のプリンターをギーコギーコふるわせながらつくったZINE(とも呼べないもの)を引け目に感じることも多かったのですが、

「家のプリンターで刷りました」「自分で切ってます」「自分で縫いました」とお伝えすると、びっくりしてもらえることも多く、「しょぼくて劣ったもの」という受け取り方ではなくて、「自分で作れるんだ」ということをお伝え出来たのかもしれないと思いました。わたし自身にとっても、自分が作ったものに「誇り」を持とうと思える機会となりました。



さいごに、とても意外だったのは、過去最高に本が売れたこと。
訪れてくださった方はおそらく15人弱。

それにも関わらず、
持って行った「日々、およよ1」(7冊)と「サマザマなハザマ1」(4冊+サンプル)は売り切れに。
そのほかに持って行ったものもお手に取っていただけました。

数字を出すと、「少なくない?」と思われるかもしれないのですが、
目の前で一冊一冊見て頂いて、会話をして、買うことを決めるということがこれだけ繰り返されたというのは、
ただの「数字」ではなく、まさに「出会いの数」だと感じました。

出したものが受け止められる瞬間をこれだけ感じられたというのはとてもありがたく、
自分が信じることを続けたいと改めて思いました。


なによりそんな出会いの場をご用意いただいた葉々社さんありがとうございました。
またがんばります。


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