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大学生がカンタンIoTを実感!東海大学でifLink体験授業を実施しました!!

みなさん、こんにちは。
コミュニティ事務局のまるまるです。

ifLinkオープンコミュニティですが、現在120を超える業界・業種の異なる皆さまと沢山の共創活動を進めています。誰でもカンタンにIoTを使える世界(我々は"IoTの民主化"と言っています)を目指したコミュニティですが、今期からifLinkの普及・実用化を目的としたプロジェクト『みんなで普及・実用化プロジェクト』をスタートしました。このプロジェクトの中で、ifLinkを使った学習パックを作成・公開し、大学生・高専生に使ってもらう活動に取り組んでいます。今回は学習パックの作成・公開の第1ステップとして、7月に東海大学工学部動力機械工学科の皆さんと実施したifLink体験授業の内容についてレポートしていきたいと思います😊

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1.ifLink×で実施する授業の目的

今回は東海大学動力機械工学科の加藤先生・成田先生にご協力いただき、100分×3コマの授業の中で学科3年生を対象に授業を実施しました。ifLinkオープンコミュニティとのコラボレーションによって、普段学生が体験できない授業にしたかったため、授業の目標は以下に設定しました。

「誰でもカンタンに使えるIoT(ifLink)を体験し、友達や企業の人に自分のアウトプットを発信して気づきや学びを得る」

授業の目標と進め方

2.ifLink・コミュニティとのコラボで実現できる授業とは?

学生の皆さんに普段の授業とは違う気づきや学びを感じてほしかったため、ifLinkとコミュニティの特徴を授業に入れることを心がけました。私が思う特徴は3つあります。

【学生にとって嬉しいifLink・コミュニティの3つの特徴】
1.IFとTHENのモジュールを選んで、ノンプラグラミングで動かすことができる!
2.アイデアをゲーム感覚×ワイガヤで沢山発想できる!
3.自分のアウトプットを沢山の会員企業に発信できる!

これまでのブログでも①、②については発信したことがありましたが、これに加えて③を入れることが学生にとってより学びの多い授業になると考えています。私の学生生活を振り返っても、自分のアウトプットを企業の人に発信してフィードバックをもらう機会は少なかったように思います。研究発表などで他大学の先生や企業の方から質問やコメントをもらうことはありましたが、そのような公式なイベントでないと企業の人との接点が持てないのが、SNSが普及した今日でも学生にとっては普通なのではないでしょうか?
ifLinkオープンコミュニティでは100社を超える会員企業の方と簡単に接点が持てて、自分の考えたアイデアや成果物を発信でき、それらについて企業の人からフィードバックがもらえるのは非常にユニークなポイントであります。今回の授業では、これらを学生にリアルに感じてもらうために、会員企業の方にご協力いただき授業を作成しました。コロナ禍のため、授業はオンラインとオフラインのハイブリッドで実施し、約130名の学生に受講いただきました。

3.授業の模様

授業最終日であるDay3では、2つのことを学生に体験してもらいました。
(1)アイデア発想ワークショップ「ifLinkオオギリ」を使って自分のアウトプットを企業の人に発信しよう!
(2)ifLinkを使って様々なIF-THENレシピを動かしてみよう!
授業模様をダイジェスト動画にしてみました。学生と一緒に創ったifLink体験授業をギュッと5分に詰め込みました。ご覧ください❗❗✅

4.授業後アンケート

沢山の学生にifLinkを使ったアイデア発想や、モノを動かす楽しさを体験いただき、良い形で終えることができた今回の授業ですが、受講後に学生の皆さんにアンケートに回答いただきました。その結果、なんと60%以上の学生から最高評価の満足度をいただきました!😍😍

授業の満足度は?

また、学生の皆さんからは以下のコメントをいただきました。

【学生からのコメント】
・ifLinkはこんな機能があったら便利だなと思ったことを自分自身で簡単に実現できてとてもいいものだなと感じたので、世の中にもっと普及していったらいいなと思いました。

・ifLinkはたくさんの可能性があって誰でもアイデアが出せて、それを作ることができるというのがとてもいいなと思いました。

・とても楽しかったし、想像力を鍛えられた。小学生や幼稚園児などにやってもらっても楽しくやれそう

・これほどサービスやものが溢れている現代で、これ以上便利になるのかと疑問に思ってたが、よく考えたらもっと便利になることが沢山あると気がついた

・実際にグループワークを行うことができて、さらに自分の意見を認めてもらうことができて楽しかったです。自分はオンラインでの受講だったので、インターンシップを受けているような感覚で、良い経験になりました。

・とても貴重な体験だった。もしまた触る機会があれば、その時はifLinkのルール設定から自分の手でやってみたいと思った。

・スマートフォンから別のものを動かせるというのが不思議で面白く感じた.違うメーカーのモノが動かせるというのはなかなか無いと思うので、iOSでの実用化も期待しています.

私にとっても今回の体験授業は沢山の収穫があり、また改善点も幾つか見つかりました。
今後のifLink学習パック公開に向けて更に内容を進化させていきたいと思います。

5.今後について

ifLinkの普及に向けて、ifLinkを使った学習パックを作成し、来年には全国に公開・展開していきたいと考えています。学習パックは一つではなく、例えばアイデア発想を学ぶパックや、デバイスをifLinkに繋げてみるプログラミング実習など、各大学や学生のニーズに合わせた教育パッケージを作っていけたらと思います。
このブログをお読みいただき、ifLinkやifLinkを使った学習プログラムにご興味のある方はお気軽にご連絡いただけると嬉しいです。

ifLinkオープンコミュニティ事務局:info@iflink.jp

今回このような貴重な場を提供いただいた東海大学工学部動力機械工学科の加藤先生・成田先生、そして学生の皆さまありがとうございました!
引き続き、よろしくお願いします(^_-)

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