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腸内憩室の症状と病院通いと完治するまでの思い出

はじめまして。
幼少期以来、いっさいの病気にかかったことのない私が、
急に大腸憩室炎になり1週間以上仕事を休むはめになったので、記念と戒めに書いてみます。

腸内憩室と診断されるまでの経緯

1日目:なんとなくの腹痛

朝起きると、なんとなくお腹に重だるさを感じました。

気持ち悪いというか、お腹全体が重い感じ。すこしの間、ベットでちょっとうずくまり、、、

やばいかな?と一瞬思いましたが、数分で落ち着いたのでいつもどうり朝食。
朝食を食べている間も若干の違和感があったものの、朝食後は体調は回復しそのまま仕事へGO。
結局その日は丸一日問題なくすごし、「前日食べ過ぎたかな?」という反省のもと何事もなくすごしました。

しかし問題は次の日です。

2日目:右下腹部の痛み

次の日は完全に違和感がありました。

まだ我慢できるくらい、病院に行くまでもない痛みだったのですが、
ピンポイントで右下のお腹が痛かったのが気になります。

朝食を少しとってみますが、治りません。

場所から考えて、まさか盲腸か??と思いネットで調べたころ、場所や初期症状がとっても似ていたので、しかたなく病院を受診することにしました。

あいにくの日曜日でしたが緊急外来を探すと、幸運にも近くに胃腸科の病院が!!(神様アリガトウ!)

診察の結果、場所的には盲腸、もしくは右の卵巣、大腸のあたりの炎症の始まりかもしれないと。
しかし今日は日曜日なので精密検査ができない。
薬をだすので月曜日までしのいで、明日また来てください。

とかなんとか言われまして、抗生物質と整腸剤をいただきました。さらに断食を言い渡されました。
「炎症は良くなるかもしれないし、もっと痛みが強くなるかもしれない……」とのことでコワっと思いつつ、とりあえずは帰宅。

家に帰って薬を飲んでも痛みは引きません。

最初から腸内憩室(大腸の炎症)だとわかっていればそこまで不安はなかったかもしれませんが、てっきり盲腸だと思い込んでる私は不安にかられます(小心者w)

午後は痛みが急激に増すということはなかったですが、すでに歩くたびに痛みが走る状態で早めに就寝。

しかし地獄はこの日の夜でした。

夜中に腹痛で目覚めるとなんとも言えない冷や汗や吐き気があり、吐こうとしてもお腹が痛くて吐けない。

おそらく熱がでていて、廊下にうずくまって数分を過ごし、夜中だけど病院行くか、それとも朝を待つか??めちゃめちゃ悩みました、、、。

結局、少しおさまったところで寝室にもどり、体勢を変えながらなんとか朝を迎えます。
そして朝イチで病院へ。後にも先にも、この日の夜が一番痛かったです。

3日目:精密検査で大腸憩室と判明

病院に行って診察後、すぐに精密検査を行うことに。
下腹部のCTをとったところ、自分の痛みの箇所に腸に白い丸が写っているのを教えてくれました。

これが排出されなかった便で小粒くらいなんだそうですが、これが停滞して炎症になっている可能性が高い、つまり大腸憩室の可能性が高いとのこと。

その日は点滴を打って帰宅。夜は、熱や吐き気はなかったもののやはり痛みで起きてしまいます。座ってみたり、寝るのを諦めてみたり、、、、。

しかし前日のような吐き気はなく、そこはほっと一息。

ちなみに、この日からお粥・ゼリー飲料を許されました。

4〜6日目:点滴で少しずつの変化

次の日も同じように点滴。この日は触診で腫れている部分が一番痛かったのを覚えています。

しかし、少しずつ変化はあるようで、この日の夜は初めて1日中ベットで寝ることができました。
寝返りや寝起きはやはり痛いのですが、前日や前々日と比べるとかなりいいです。

これ以降、結局あと3回毎日の点滴。

少しずつですが、昨日よりは今日、今日よりは明日、、というように徐々に痛みが引いてくるのを繰り返します。

点滴最後の6日目には朝起きる時の痛みがだいぶ軽減され、歩いた時の痛みも初期から比べると半分以下になり、日常生活にもほどんと支障はないくらいに回復しました。

7日目:点滴卒業

 7日目は、朝起き上がる時に多少の痛みを感じたものの、日常生活ではほとんど困らない程度になりました。

初期の痛みから比べると80% くらいは引いていて、歩いてもほとんど痛みをかんじません。

しかし、まだ時々すこーしだけ痛みやハリを感じるので完治はしていない感じ。

点滴のかわりに抗生物質を3日間分処方され、追加で整腸剤を2週間ぶんいただきました。

悪くならなければ、受診もしなくてよいとのこと。

8日目

腹痛になって以来はじめて病院に行かず、薬でのりきる日。
朝、若干の痛みを感じ「これは、、やばいかも??」と一瞬あせりましたが、すぐに回復。

その後は、特に痛みがくることなく、若干の違和感がある程度でした。


9日日以降〜

この日からは朝起きる時の痛みはほとんどなくなりましたが、
ときどき歩くと多少の痛みや違和感を感じます。

しかし、徐々にですが少しずつ回復していきます。

20日〜

もう直ぐ治る、もう直ぐ治る、、という期待を繰り返しますが、完治まではいきません。
20日をすぎたころには「ほとんど完治」しているのですが、でも完全ではない、、というなぞの違和感を残した状態が停滞します。

痛くはないし、日常生活に支障はないんだけど、痛かった場所がわかる程度の違和感がずーーーーっとつづき、、、

これいつ治るんだ??とちょっと不安になってきます。

たまに食事後や、歩いている最中などに違和感を感じたりもしました。

ちなみに10日以降は、食事量を徐々に増やし。20日以降にもなると、食事量も8割程度、食事制限もほとんどしなくなっていました。
まさかこれが原因??

25日目〜完治 ようやく治った感

この辺りでもらった整腸剤がなくなり、ようやく治った感が出てきました。
でも、すこーし違和感は残ります。

完治はしたが、完全ではないって感じがだらだら続きます。

そして結局完治したぞ!!って思えるのは27日をすぎてからでした。


本当に長かった、、徐々に徐々にでした。

感想。。。健康って大事

今回、唐突に腹痛と療養期間を終えて、本当に健康であることの有り難ささ、生きていることの有り難さを感じました。

なんで、普通に生きている時に感じられないのだろう。

病院の先生、看護婦さんほんとうにありがとう。
私はもっと周りにやさしくできるひとになりたい(笑)

おなじ症状になっちゃった人一緒にがんばろ!治るから!!!

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