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金属バットが好き(理由その1つめ)

金属バットという芸人さんがすごく好きなのですが、その理由の一つが、「箱の外」に私を連れ出してくれるから、なのかもしれないと。
私こんなに凝り固まった考えの中にいたのか……、と愕然としつつも、その箱の外に連れて行ってもらえるのが、ほんとうにワクワクドキドキするのです。
というわけで、今日はあくまで私が思う彼らのそんな魅力の「一つ」の側面について書ければと。なんで金属バット好きなの?という質問に即答できないことがあって、自分の整理のためにも一旦記録しておければなとも思い。

ちなみに、金属バットは小林圭輔さん(ボケ)と友保隼平さん(ツッコミ)の漫才コンビ。
ゆるやかでブラックな芸風と巷では言われているらしいです(あくまで「らしい」です)。
直近の話しでいえば、2021年のM-1敗者復活戦では惜しくも2位でしたが、M-1公式YouTubeで彼らの漫才の再生回数は決勝メンバーの漫才を抜いてチャンネル内で8位(2022/02現在)、金属バットを呼べば劇場が客席が埋まると言われているくらい大人気のコンビです。

「満点」とは?


彼らの冠番組「金属バットもういっちょ」(テレビ朝日運営のYouTubeチャンネル「もういっちょTV」)
金属バット もぐもぐ近況報告 紅茶&パイナップルケーキ編【金属バットもういっちょ】での会話内のことです。
この回は、タイトルにあるとおり、2人が紅茶を飲みながらパイナップルケーキを食べながら、ただただ話す(ボケまくる?)回なのですが、
番組序盤、淹れてもらった紅茶を小林さんが飲んで「89点かなぁ」と評価します。
友保さんはすかさず「何点中?」と。
小林さん「89」
友保さん「MAX…」

なんてない会話の一つなのかもしれないのですが、私にとって衝撃的だったのは、「89点」と言われた時点で、自分が”おお意外と高いな”と思っていたこと。なぜなら、満点は100点だと無意識的に思っていたから。よくある「よくできました」スタンプとか、「💯」とかがぽわわんと頭に浮かんでいたように思います。
……満点は100点だ、となぜ思ったんだろう。よく考えれば、満点は117点かもしれないし、69点かもしれないし、TOEICみたいに990点かもしれないのに。

相手と自分の前提はちがうもの


相手が前提としているものと、自分が前提にしているものを常にそろえるの大切だよな、という点でもガーンと来るものがありました。その大切さは理解はしていても、咀嚼できていなかったというか、いないというか。
同じものを共有していても、人によって解釈はそれぞれだし、今回でいうと、点数が高い・低いなんて相対的なもの。
それが自分基準で考えたときに高いといえるのか低いといえるのか、相手と自分の物差し揃えないと測れないよな、と。

ほかにも、本当にたくさんたくさん魅力ポイントはあるのですが、一旦、今回は私の好きな熟語そのものだからこそ好きなんだな、ということでその熟語たちにて……。

・Think outside the box
・Be on the same page

参考

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