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出会い系アプリに手を出した結果の話(第3クォーター)

さぁ、後半戦に突入です。
(画像は引き続き意味無いです。)

え?無駄に引っ張ってないかって?
逆に削らずにありのままをお届けした結果です。
温かい目でご覧ください。

では第2クォーターのハイライト参りましょう。


プリペイドでした→ブラックでした→諸々の理由でお別れを告げました→なんか応じてくれないみたいです


あ、ちなみにこれまで特に触れてこなかったので1点補足させてください。

女性と体の関係はありませんからね。手すら繋いでないですからね。

という見苦しい弁明を終えたところで……続きをどうぞ。




女性に別れる気がないことを告げられたオジサンは困惑したまま出勤します。
頭はぐちゃぐちゃです。

え?別れない?メンタルどーなってる?
ってゆーかそもそも始まってもいませんけど?

混乱したまま仕事をこなし、普通に帰宅します。
そして駅の改札を通ろうとすると・・・

そこに女性が待ち伏せしていました。


LINEも着信も無く唐突に。完全にアポ無しです。

LINEで一方的にお別れを告げたのが納得いっていなくて対面で話がしたいだけ?
・・・・・・いや、おそらく違います。
女性は別れのメッセージに「これからもヨロシク」と真逆の反応をしているのですから。

オジサンは改札を通らずホームに戻ります。
電車に乗り直し、別の駅から歩いて家に向かいます。
「これからもヨロシク」してくる早さに戸惑いながら。。。


翌日から1駅前で降りて歩いて帰ります。

いい運動じゃん。
と言いたいところでしょう。

体を鍛えたいという欲求を素直に満たすためや、健康の為に行う運動を「いい運動」というのであれば、人から逃げるために結果実施せざるを得ない運動のどこがいい運動なのか。


また、これからもヨロシクしてきた翌日から、長文のLINEを毎日送ってくるようになりました。
どの位の長文かと言うと、スマホを縦に3台分くらい。(伝わります?)

内容は今日の出来事だったり、オジサンと行きたいところの話だったり、オジサンと話したことの振り返りだったり。
そんな内容を毎日です。もうnoteやったらいんじゃね?


しばらく1駅前作戦で回避し続けていたオジサンでしたが、、、

次に女性はオジサンの家の前で「これからもヨロシク」してきたのです。

家の前は流石に背筋がゾッとしますって。

ここで補足させていただきますが、実は1度だけ手料理を振る舞うために家に招いたことがあったんです。断りきれなくて。
完全にオジサンのミスでした。(家に招いたしまった事実の他に、ここで慌てて補足を入れたという2つ目のミスが発生してますけどお気になさらず続きをどうぞ。)

女性に気づかれないように家の前を通り過ぎ、某ファミレスに向かいます。
とりあえず終電まで家に帰るのは避けようと思い、4〜5時間ハンバーグセットのみで籠城してから帰宅すると、女性の姿はありませんでした。

帰宅した後、既読スルーしていたLINEを正式にブロックしました。

今思えばもっと論理的なやり方があったのかもしれません。
しかし当時はこれだけ毎日待ち伏せをされているのに、LINEではその件に一才触れてこない感じが気味悪く、オジサンはとにかく逃げたかったと思ってしまっていたんですね。

しかし、翌日以降も家の前で「これからもヨロシク」してくる女性。
ファミレスに向かうオジサン。
出会い系アプリのポイントからも、通話料からも解放されたのに、謎に食費が膨らむ生活に突入したのです。

毎日一駅前で降りて歩き、一旦家の前を確認し、ため息を吐きながらハンバーグを食べる生活が始まって10日ほど経った頃。

知らないLINEアカウントからメッセージが来ました。
はい。もうお分かりですね。
女性からです。

どんな手を使ったのかわかりませんが、携帯の番号を変え再度長文メッセージを投下してきました。
内容はいつものようにご報告やオジサンへの思い、オジサンと話したことの振り返りなどなど…。

またブロックすればいいと思いましたが、友達承認せずに既読無視をすることにしました。
徹底的に避けている今、何かの糸口になる可能性があればいいなと思ったのです。
毎日1〜2通送られてくる地獄メルマガ。内容はほとんど読んでいませんでしたが、「今日も長文メッセージが来た…。」という事実だけでストレスメーター爆上げでした。

この「これからもヨロシク」はいつまで続くのか……。
毎日同じファミレス飽きた……。
一駅前から歩いて毎日外食…この生活で痩せるのか太るのか……。
割とどうでもいいことでも、強いられるとストレスになりますよね。

この時のオジサンは、蓄積する疲労とストレス。そして耐え抜いても何にも得るものが無い珍妙な戦を戦っていたのです。
(他に回避するいい方法があったんじゃない?って思った方。早く言ってよ。。。)


そんな日々が1ヶ月くらい続いたある日のことです。
ついに決定的な出来事が起こります。

いつものようにファミレスで食事をし、深夜12時過ぎに帰宅しました。
ポストを見ると、切手の無い茶封筒。「オジサンへ」と書かれていました。

「ついにきた…。データじゃないアナログなメッセージ…。」
そう思いながら家の中に入り封筒を開けます。
そこには2枚の便箋が入っていました。

記憶が曖昧(歳だから)ですが、確かこんなようなことが書かれていました。
オジサンのツッコミと共に抜粋して記載いたします。

「仕事忙しいのかな?会いたいです。少しだけでもいいから、話がしたいです。話したいことがいっぱいあります。私の気持ちやこれからのこと。」
(あら、まだ話し足りません??)

「2人でまた食事したり、デートしたり、あ、旅行なんかも良いですね。これから思い出をたくさん作りたいです。」
(んー悪い思い出のことかな??)

「あなたが私のことを避けているのは知っています。でもあなたが好きなので、早く会いたいです。」
(オジサンの意志はどこに行ったの?あ!間違って捨てちゃった??)

「あなたは『オジサンはロックが好きだ。女性が好きなレゲエもロックがルーツなんだよ。』と教えてくれましたね。」
(ロック好きだとは言ったけど…そんな話したかなぁ?え?つーかなんでそこピックアップした??)

「少し前にお子さんとマックに行ってましたね。そこでお昼を食べたのかな?その後はスーパーでお買い物してましたね。」
(つけられてる………急に怖いわ……。)

「仲良く手を繋いで歩いてて微笑ましかったです。お子さんかわいいですね。元気に過ごしてほしいと思います。怪我とかしないと良いですね。」
(………………怪我?どーいうこと??)

便箋の1枚目を読み終え、2枚目を捲ります。
2枚目は便箋ではなく、同じ大きさのA4用紙でした。
大きく画像をプリントアウトしているようです。

画像の上には手書きで「こないだ家に行った時にくれた百貨店のカタログギフトでこれを買いました!」と書かれています。
(補足:カタログギフトは職場の忘年会でゲットした景品ですが、全く使ってなかったヤツをあげていました。)

手書きの下に目線を落とし、少し粗めの画像を確認します。

そこには新品の包丁の写真が印刷されていました。



これは流石に呑気にツッコんでる場合じゃありません。
現代において、通信手段が手紙からメールに取って代わって久しいですが、その分手紙って重要な感じがしますよね?
きっと女性も重要な意味を込めて、家のポストに投函したことは容易に想像できます。

つまり、オジサンもこれまでのようにただ逃げ続けている場合では無くなった。ということになったのです。


次の日。

会社を休み、朝10時くらいから行動を開始します。
手紙を持って、女性が居ないかを確認しながら近くの警察署に向かいました。

相談したらどう対応してもらえるのか、もしくはしてもらえないのか。
正直未知数でしたが、何か糸口があればと思い安全課の窓口に向かいます。

担当の方に取り次いでもらい事情を聞いてもらいます。
最初、担当の方は『はぁ?冴えないオジサンがストーカー被害??勘違い野郎ワロタ。』みたいな顔をしていましたが、証拠として提出したラインの履歴や手紙で徐々に真剣に話を聞いてくださるようになっていました。
(最初「フホッ」って鼻で笑ったことは一生忘れませんが。)

担当の方が提案してくれたことは、警告電話でした。
警告電話とは……警察が相談者の申出に応じて、相手方(誰かが特定出来ている場合)にストーカー行為をやめる旨の警告を電話でして頂ける行為だそうです。

オジサンここで迷います。
警告電話の対応を依頼したところで相手は待ち伏せの行為を止めてくれるだろうか?
むしろ逆上させてしまうことは無いだろうか?

迷った結果、一旦依頼はせずに帰宅することにしたのです。

理由は2つありました。

1つ目は、やはり効果が未知数だと感じた点、更に効果が無かった際に逆上させてしまうリスクを懸念したからでした。

2つ目は、証拠提出の際、警察に相談する以外の違うアプローチを思いついたからでした。
それを実行して、効果が無かったら警告電話を依頼すれば良いのでは?と思ったからです。



というところで今日はお開きとさせてください。

次回、真相が明らかになったりならなかったりするかもしれない「出会い系アプリに手を出した結果の話(第4クォーター)」のご訪問、心よりお待ち申し上げております。


お目汚し失礼いたしました。

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