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■名刺を「戦力」にする!Part2

私は、人の顔を覚えるのが苦手なので、「名刺交換」している相手の顔もなかなか覚えられません。
 ※「名刺交換」した数時間後にすれ違っても全然気づかず、相手に声を掛
  けてもらっても、直ぐに思い出せないレベルです。
  相手からしたら「先ほど会っているのに、気が付かないなんて、なんて
  失礼な人なんだ…」と思うに決まってますよね。

  そうならないように、頑張って覚えようとしているのですが…
  私の場合、1回会っただけでは、どうしても覚えられないのです。
  何度か会って、やっと覚えられるようにはなるのですが…
  これが私の限界なんです。
  人の顔を1回で覚えられる人が、本当に羨ましい。


■名刺を「戦力」にする!

・名刺は、相手の「履歴シート」

 「名刺交換」した相手が自分のことをなかなか覚えてくれない
 そんな相手に良い印象を抱く人は少ないですよね。
 何とか打開策を打たなければ、ビジネスを含め、良い人間関係を築くのが
 難しくなります。

 そこで、私が考えた打開策は、【交換した名刺を戦力にする方法】です。
 実際に私が行った「名刺」の活用方法は、次のようになります
 ●「名刺」を交換し、面談が終わったら直ぐにメモ帳などに忘れないうち
  にキーワードを記入

   ※この時は、「名刺」ではなく、メモ帳などに忘れないうちに記入
     時間に余裕があれば、「名刺」に①、③を記入し、残りは落ち着い
    てから後程記入
  ①面談した日時および面談案件名
  ②面談時に気になったキーワード
   ・相手の個人情報(出身地、現住所、趣味、家族構成、飼っているペ 
    ットなど)…個人情報なのでメモの取扱いには十分注意する。
   ・盛り上がった話題など
  ③外見的特徴(次に会った時、簡単に相手のことを認識できるように)
   ※相手には、絶対に見せられませんが…
     極端な例ですが
     「チョビ髭が鼻の下にある、牛乳瓶の底のようなレンズの眼鏡を
      かけている、鼻にハートの形のホクロがある」など 
  ④自分が感じた相手の印象や性格など
   ・せっかちそうだ
   ・柔らかい話し方で優しそうな性格だと思う
   ・部下に対しては厳しい態度…etc
  ⑤次回、面談するときに注意しなければならない点
   ※今回の面談の時の様子を振り返りながら
    ・避けるべき話題はないか?
    ・口下手のようなので、こちらから話し掛ける回数を増やした方が 
     スムーズな面談になりそうだ…etc
  ⑥自分との共通点や共通の話題など
   ※相手と共通するものがあると、お互いに親近感が湧いてきます。
  ⑦今回の面談で分かった相手の経歴や実績など
  ⑧取得している資格など
  ⑨相手の会社の企業理念、概要(会社の規模も含めて)、方針
   ➡当然に、これは事前に調べておく事項だが、面談で会社案内等
    入手した場合は、どこから重要と思われる部分をメモしましょう。
  ⑩相手の人となりを示すエピソードなどの話題が出ていれば、トピック
   ス
としてメモ
  ⑪相手の立ち位置(会社での立場影響力)など、面談で情報を入手でき
   れば、メモ
  ⑫相手の好みの食べ物や嫌いなモノ
  ⑬相手のモットー行動するときの規範や大義など
  ⑭それ以外に気が付いた点
   
似たような項目があり、整理すればまとめられると思いますが、取
    り急ぎ私が実践しているやり方をそのまま書かせていただきました

    ので、ご容赦願います。

 これらは、面談時に走り書きで良いのでメモ帳に書いておいて、面談終了
 後、備忘録として、できるだけ早くまとめましょう。
  ※走り書きは、自分で書いた文字なのにしばしば読めない時がありま
   す
。☜面談後できるだけ早く(内容を忘れないうちに)にメモをま
      とめましょう。

 面談終了後、上記①~⑭の項目で情報が入手できたものを、メモとして残
 しておきましょう。
 そして、帰社してから、「名刺交換」した人ごとに内容を整理し、①~⑥
 を名刺の裏に簡潔に記入
します。
 ⑦以降は、顧客情報メモとして整理しておきます。
 その上で、次回面談の前に再度、相手先情報として①~⑭を確認し面談に
 臨みましょう。


 面談当日は、スムーズな進行を図るため、必要に応じ必要な情報を記入し
 た「名刺」の裏
を盗み見ながら、相手が興味を持っていることを話題に
 たり、お互いの共通点を話題にあげましょう。
 また、相手のことはできるだけ「名前」を入れて呼びましょう。
 肩書だけで呼ぶより、「名前」を入れて呼ぶことで、相手の「承認欲求」
 を満たす一助になります。

 そうすることで、私は、「あなたのことを重要視していますよ」という
 メッセージを送る形になり、友好的な面談が行える確率が上がります。

 「名刺」の裏という限られたスペースですが、私にとっては「なくてはな
 らないスペース」
なのです。

 また、個人的に情報交換したいと思った相手には、LINEなどのメッセージ
 アプリのIDを交換するのも良いでしょう。
  ※交換するときは、リスクをよく考えた上で、相手を良く見極めなけれ
   ばいけませんが…
  ※社用携帯が支給されている場合、LINEなどのアプリをインストールす
   ることを禁止している場合もありますので、個人的に連絡先を交換し
   たい場合には、自分の「名刺」に個人のLINE IDを記入しておくのも短
   時間で情報交換する一つの方法です。
  ※公私の区別をしっかり分けたい場合は、おススメしませんので、よく
   考えた上で対応しましょう。
  ※相手の意向も確認して無理な連絡先の交換は避けましょう。
    ➡相手が望んでいないのに無理な連絡先の交換は、無用なトラブル
     を呼ぶ
ことになります。
  ※相手先から個人的に連絡を取りたいと言われたが、自分の個人情報を
   教えたくない場合
は、
   「過去、会社で色々なトラブルがあったようで、個人の連絡先を交換
    するのは、会社規則で禁止されているので、申し訳ありませんが、
    お教えできません」と会社規則を理由に柔らかく断りましょう。
     ➡仮にそのような会社規則がない場合でも、嘘も方便です。
      会社が駄目と言っているからという理由で柔らかく断りましょ
      う。

名刺」は、交換すれば、そこで終わるものではなく、活用の仕方により、ビジネスの大きな戦力ツールになることを認識して、あなたの新しい活用方法を見つけ出しましょう。
私が、実践した「名刺を戦力ツールにする」活用方法ですが、きっと、みなさんのお力になれると信じています。

第38回
■「根回し」は、日本人だけの常識?Part1|丸ちゃん (note.com)

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