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短期間RSIを用いたAMZN (アマゾン)のトレード

平均回帰を利用したAMZNのトレードを紹介します。
・平均回帰の動きは短期間のRSIで測ります。
 短期間のRSIを用いて平均回帰の動きを測ることを始めたのは
 私の知る限り、ローレンス・A・コナーズ氏が初めてと思います。
・AMZNはNASDAQに上場しているアマゾンのティッカーシンボルです。

1. 免責事項
・本記事は投資勧誘を目的としたものではありません。
・本記事に記された過去のテストの結果は、将来に得られる利益を
 示唆するものではありません。
・テストにおいては注意を払っていますが、正確な結果を
 保証するものではありません。
・実際の投資における判断、運用は自己責任に帰するものとします。

2. 注意点
・テストの結果は手数料を考慮していません。

3. 売買対象と期間と時間軸
・AMZNについて、2009/8/23~2019/8/22の10年間でテストしました。
 時間軸は日足です。

4. 売買ルール
※時間外取引は除きます。
① ・今日の終値が200日SMAより大きい。
  ・引け時点で X 期間RSIが Y より小さい。
   (X: 2, 3, 4, 5, Y: 10, 20, 30でテスト)
② ①を全て満たした場合、翌日の寄り付きで成行で買う。
③ ポジションを持っている状態で、引け時点の X 期間RSIが
  Z より大きい場合、翌日の寄り付きで成行で売る。
  (Z: 50, 60, 70でテスト)

5. 結果

※手数料は考慮していません。

平均損益を考慮すると、手数料の面で国内証券会社は厳しく、
インタラクティブ・ブローカーズ等、米国の証券会社で取引をするのが
良いと思います。
米国株価指数に連動するETFより平均損益は上ですが、
これはアマゾンがこの10年で上昇を続けているためと思います。
下落を続ける株もあるため、個別株を取引する場合は、
複数の銘柄に分散する方が、全体としては安定すると考えます。

また、取引数と平均損益、平均損益と平均保有日数は
トレードオフの傾向にあり、自身のスタイルに合わせてパラメータを
選択するのが良いと思います。

6. 損益曲線例 (X=2, Y=30, Z=70の場合)

アマゾンは上昇を続けていたため、損益曲線も上向きとなっています。
工夫の余地はあると思いますが、1銘柄でそれなりの取引数だと
こんなものかなと感じます。

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