見出し画像

明日からは超笑顔で生きてやるから、今日だけは

底抜けに明るい応援ソングを聴いたら、無意識に涙が出てくる日がある。
いま、今日がまさにそんな日。

昨日「KAMIGATA BOYZ DREAM IsLAND 2024 ~やっぱこの街好っきゃねん~」に参戦して、今日は配信を見て。
いつのまにか「エイ、エイ、エイエイオー」の虜になってしまい・・・Youtubeで検索してメトロックのパフォーマンス動画を見て、号泣。

そうやった。わたし、これを音楽に求めてたんやった。
ってこの曲を聴いて再認識した。

「大丈夫」って、割と無責任な言葉やと思ってる。
大体その前にはネガティブな要素を含んだ副詞が付くことが多いし。
とはいえ「”絶対”大丈夫」と言われても、絶対なんてあるわけないやん、とひねくれた受け取り方をしてしまう。

この歌のタイトルも例に漏れず、可能性を表す「きっと」という副詞がつけられているんやけど。
そのさらに前にも「超」っていう強調を表すパワーワードを付けることで、
無責任に聞こえる「きっと大丈夫」が、「ほんまに大丈夫やから!!いける!!!マジで!!!」のテンションで受け取ることができたんよね。不思議・・・

で、びっくりしたのが「作詞作曲:重岡大毅」ってところ。
重岡さんといえば「自担の藤原丈一郎がお世話になっている友人で、歯が多くてアツい男」という薄~い情報量しかなかったんやけど
こんなええ曲かけんの?!しかも作曲まで?!?!天才???????

この曲、サビのメロディが良すぎるんよ。
サビまでは8小節を1括りとして規則的に進むのに、サビが結構難しい。思った通りの音が流れへん。所謂「耳なじみの良いサビ」ではないと思うんやけど、そこが狙いとすら思う。
変則的な拍子にすることで、聴いたときに「あれ?」と違和感を感じさせる。わたしの場合はそのタイミングで初めて歌詞に意識がいったんよね。
この2日で咀嚼して、重岡さんのセンスに脱帽した。

Cメロもそう。
「さぁ行け」っていうワードもさ、「さぁゆけ」じゃなくて「さぁゆぅけ」って1回溜めるんよ。ほんまに力込めて背中グンって押してくれてるよなこんなん。
背中押すでいうと、藤井さん~桐山さんのパートも最高で・・・
「超一緒に押してやる」「超一緒に生きてやる」って言われる心強さと言ったらもう・・・書きながら普通に泣いてる(情緒迷子)

最後の8小節、ここにきて「美しい」の言葉選びができる重岡さん・・・
ここまで力強くて引っ張ったり背中押したり並走したりしてきたのに、急に繊細な言葉が出てきて。そこの対比がかなり心に刺さったんよ。
ちょっと重岡さん作詞作曲の曲もっと聴きたいから教えて下さい(土下座)


ここからは自分語りタイムなんやけど
わたしが音楽に求めていたんは、「肯定」なんやって気付いた。

何かに挑戦するときは応援してほしいし、
しんどい時は寄り添ってほしい。
いままではそれを人(というか異性)に対して求めていたけれど、
やっぱりいろんな経験をするとさぁ、もう「信じてみようかな」という気持ちにもならんわけですよ。

その役割を今は、音楽に担ってもらってる。
おかげ様でここ数年間のわたしの精神はかなり安定しているし
なんなら生きる活力も湧いてきてる。ついでに若返った気もする(気がするだけ)

わたしは弱いから、誰かに意見をもらってその通りに行動したりしてしまうと、その道がうまくいかんかったら、心のどこかで責任を擦り付けてしまうんよ。その方が楽になれるから。

でも、これからは自分の道は自分で切り開くし、誰の所為にもせんからさ、
ちょっとしんどくなった時は「少しだけ遠回りしようよ」って休ませてくれて、
頑張りたいときは「さぁ行け」って背中ドーンと押してもらいながら
全力で超強く生きてやろうと思います!!!!!!!(決意表明)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?