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涙のキッス 歌詞を妄想

世の中に溢れるラブソング。以前までの私は、「みんなどうしてあんなにラブソングを作るし聞くの?分からない、、」という感じでした。

けれどもちゃんとした恋愛を初めてしてみてから、ラブソング狂いになったわけです。ラブソングって共感して楽しむのか!とやっと理解しました。
恋愛っていいですね、ハッピーで、ドキドキして、苦しくて、切ないです。世の中のいろんなカップル、幸せになれー!

私を狂わせてきたラブソングはいくつもありますが、サザンオールスターズ「涙のキッス」についてどんな意味があるのか妄想したい。。

以下妄想↓(男女カップル想定)

今すぐ逢って見つめる素振りをしてみても
なぜに黙って心離れてしまう

別れの夜を歌ったっぽい気がします。
一緒にいれない理由があるのかもしれない。離れることになって、最後の夜を一緒に過ごしているのでしょう。

私が考えるに、この主人公(歌い手視点)は普段からあまり愛情表現をしていなかったのではないでしょうか。

主人公は、相手に呼ばれればすぐに会いに行くし、見つめ合うだけで幸せだった。それだけで十分な愛情表現だと思っていたのではないか。

けれども彼女からしたら、彼は会ってはくれるけど分かりやすく想いが伝わってこない。不安と不信感が募る日々。
一方で彼は彼女がどんどんよそよそしくなっていく理由がわからない。

泣かないで夜が辛くても
雨に打たれた花のように


別れの夜。雨に打たれた花のように、涙を流す彼女を美しいと思いつつ、泣かないでほしい、悲しませたくないんだ、という主人公の気持ちが伝わってきます。

真面(まじ)でおこった時ほど素顔が愛しくて
互いにもっと解かり合えてたつもり
行かないで胸が痛むから
他の誰かと出逢うために

主人公からしたら、十分に愛情を伝えていたけれど、彼女はなんだか怒っている。
「あなたの気持ちがわからない。私はこんなにあなたのことが好きなのに。私ばっかり、、」
自分の愛情が伝わってなかったのか?彼女が怒ってたり素っ気なかったのは、自分のことが好きだからのこそだったのか。そう気づくとさらに愛しさが増す。
お願いだからそばにいて。他の誰かと幸せにならないで。

涙のキッス もう一度
誰よりも愛してる
最後のキッス もう一度だけでも
君を胸に抱いて

キスを交わして触れる頬は濡れている。
どうかもう一度だけ。最後にもう一度だけキスを。君をずっと抱きしめていたい。

いつも笑った想い出だらけの二人にも
夜風がそっと恋の終わりを告げる
悲しみの時間(とき)は過ぎるけど
きっと明日の夢は見ない

夜が明けると離れなければならない。
君と離れ離れになった悲しみは時が過ぎれば癒され、和らいでいくだろうけど、君のいない未来は来てほしくない。

涙のキッス もう一度
誰よりも愛してる
最後のキッス もう一度だけでも
君のために贈る


ふられたつもりで生きてゆくには
駄目になりそうなほど
悲しみが消えない


フラれたって、そう思えば前に進めるかな。
でもそう考えるだけで悲しくて悲しくてしょうがない。

涙のキッス もう一度
誰よりも愛してる
さよならは言葉にできない
それは夏の運命(さだめ)


さよならと言って、君との繋がりを切りたくない。一夏の思い出では終わらせたくない。またいつか巡り会いたいと望んでしまうから。

涙のキッス もう一度
誰よりも愛してる
最後のキッス もう一度だけでも
君を抱いていたい

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