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心のざわざわとの付きあい方

2月、3月は楽しいことも多いけれど、なんだか心がざわざわしてしまう季節でもあります。高校在学中や、大学2,3年生の時、ただ進級するだけでそんなに何かが変わるわけではなくても、小さな変化に敏感になってしまったり、さあ年度末だ、また新しい年度がはじまるぞという雰囲気に自分も何か動き出さないといけないような気がして焦ってしまったり、そうして空回りをしてしまうことがよくありました。
だから、大学を卒業して春から社会人になるという今年は、なおさらのことです。考えたって仕方がない漠然とした不安に対して、別に何か深く考えるわけではないのだけど、なんとなく後ろにひっぱられてしまって、思考がネガティブになったり、言葉が鋭くなったり、涙もろくなったり…
楽しく遊んでいるときは忘れているつもりでいるけれど、その裏には実はずっとそのざわざわがついてきていて、楽しい時間が終わって一人になると、それがあふれてきてしまうこともある。そんなとき、布団にくるまってひたすら寝て、エネルギーを温存することしかできない自分は、なんというか、すごくもったいないような気がしてしまうのです。
もう少し体力があればな、もう少しメンタルが強ければな、他の人みたいにもっともっと、強くいられるかもしれないのに。
そう思うこともあるけれど、結局自分の心も体も自分のものでしかないわけで、自分の持つものでうまくやりくりしていくしかないですよね。
それに、自分より強く見える人たちだって、実はそんなに強くないのかもしれないし、強くあるべき時に強くいられるように、自分で操っていくしかないのかも。
ことあるごとにこうしてざわざわしてしまうのは、きっともう私の性質だから、上手にやっていくほかないのでしょう。そのせいで誰かを傷つけてしまうことがないように、自分が必要以上に沈まなくていいように、このざわざわと付き合っていく方法を探したいと思います。


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