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1日1個良いこと探し

すっかり夏みたいな日も出てきてちょっとバテ気味な感じがしていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。やっと梅雨に入ったかと思ったらすぐ晴れたり、ちょっと季節感が狂いそうになっています。先日、私は毎日何かを綴るよりある程度頭の中でまとめてから放出するタイプだと書きました。そうは言ったものの、就職してリズムがパターン化した毎日だからこそ、何か一言でも日々の記録を残しておきたいような気もしました。でもやっぱり、今日は〇〇をした、だけだとスケジュール帳と変わらないし何より面白みがありません。そこで思いついたのが“1日1個良いこと探し”でした。
〇〇をした、だけでは面白くないので、何が良かったとか嬉しかったとか、そんなことを手帳のウィークリーページにメモすることにしたのです。5月の終わりごろから始めて3週間程度、我ながら意外と続いています。
仕事に行って帰っただけの普通の日や、むしろ嫌なことがあった日は、良いこと探しに気が乗らないということもあります。それでも、悪かったことはあえて書かずに、美味しいご飯を食べたとか、家の前のあじさいが咲いていたとか、夕焼けがきれいだったとか、絞り出せば何かひとつくらいは出てくるものなのです。
4月、5月はとにかく新しい場所に慣れるのに精一杯で気が付かなかったけど、6月になってちょっと体が重いな〜なんていう日もありました。こんなこと始めてみようと思えた5月末は今思えば一次的にとても調子が良かったのかもしれません。だけど始めてみると癖になるもので、手帳を開くときに昨日はどんないいことがあったっけ?と考えるようになりました。加えて、ただ日常を送っているだけのときも、自然と良いことを探そうとするようになりました。帰り道や仕事中、ほんのささやかな良いことがあったときに、あ、これ今日の良いことにしたいから覚えておこうと、普段なら流してしまうようなことを気に留めるようになりました。
ポジティブなことを記録していこう、と始めた“1日1個良いこと探し”ですが、結果的にはちょっときつい日や嫌なことがあったときでも、心の隅に小さなポジティブを置いておくことができるようになったと思っています。

なんでも良いから1個、ちょっとポジティブなことを記録する。テーマがあってわかりやすいし、長い文章を書くよりも気軽にできます。書く気分になれなくて2、3日ためてしまうこともあるけど、そんなときもちょっと元気になってからまた振り返ればいい。1日1個良いこと探し、もう少し続けてみようと思います。皆さんも今日のちょっと良いこと、探しながら生活してみませんか?

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