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教育実習完走しました

先週いっぱいで無事3週間の教育実習を終えることができました。

2週目の終わりに査定授業を終えていたこともあり、3週目は担当学年以外の授業を見に行ったり、小テストや期末テストの採点のお手伝いをしたりして過ごしました。
国語の授業って、何をどんなふうに伝えるか、何を大切にするか、が先生によって全然違うし、同じ先生でもクラスの特性によって変えているようなこともあって、なんど授業参観に行っても50分間が本当にあっという間でした。中学校3年間での生徒の成長というのは本当に大きいので、各学年の授業の深さや反応なども全然違ってたくさんの気付きがありました。
3週目の水曜日までは、そうやって色々な国語の授業を見学したり、他の科目や実習生の授業も少しだけ見に行ったりするという形であっという間に過ぎていきました。ほかにも、担当学年の授業では授業中の生徒のサポートに入ったり少しだけ試験についての授業的なことをさせてもらったりもしていました。

そして、ラスト2日間は期末テストでした。正直生徒が試験を受けている間は結構暇な時間も多かったので、担当学年や特別支援学級の試験の様子を見たり、実習を振り返って日誌のまとめページを書く準備をしたりしていました。国語のテストが終わった後は、2週目に授業を担当させてもらった部分を中心にテストの採点をさせてもらいました。
この採点が意外と面白かったです。私たちのように教職を履修するような人間は、やはり全体の中では比較的真面目に学校生活を送ってきた人が多いので、割と衝撃的だったのですが、期末テストでさえも全然解こうとしていないような生徒もいたりしました。ほとんど空欄で記号だけ埋めていたり、一応何か書いてはいるけど絶対問題見てないよね?ってくらいに問題に合わない解答を書いていたり…テストは解かないといけないもの、成績は高いほうがいいものと信じて生きてきた私は、中学時代周りにそんな人がいたことに気が付いていませんでしたが、それでもやっぱり一定数はいたんだろうなあと感じました。問題用紙が文字ばっかりな時点で、読む気も起きなくなっちゃうのかなあ…そういう人もいれば、ほとんど完璧に解答を埋めてくる生徒もやっぱりいるわけで、本当に、どの部分に合わせて授業をするのかというのは難しい問題だなあと思いました。
ある程度偏差値で分かれている高校と違って、公立の小中学校というのはたまたま同じ地域にいる様々な生徒が集まっている場所なので、レベル設定はなおさら難しいと感じました。
全員が付いてこれるように設定された授業だと、きっとできる子たちには退屈な授業になってしまうし、かといって、授業に参加できない子たちが出てきてしまうのも困るし…
と、そんな期末テストを経て実習が終了しました。

最後にはクラスの子たちから寄せ書きまでもらってしまい、寂しいですといってくれる子もいて、少し名残惜しさもある最終日でした。
3週間、休憩なしで丸一日動き続け、すごいプレッシャーを感じたりやることが多すぎて目がまわりそうになったりすることもありましたが、なんだかんだ楽しかったねと言いながら実習を終えることができました。
これは、ものすごく素直で優しい生徒たちと、こちらが照れてしまうほどの褒めと超的確な指摘をバランスよく使い分けてくださった指導教諭の先生に恵まれたからだと思います。
もう本当にめちゃくちゃ感謝です。

取り急ぎ、最終週を中心に振り返りましたが、3週間全体を通して感じたことや考えたことについてはまた別の機会に書こうかなと思っています。たぶん。
忙しかった実習の反動で、びっくりするほどゆっくりと生活してしまっていますが、いつまでも実習の余韻に浸っているわけにはいきませんね。
そろそろ本気で色々なことを考えなくては。
卒論、進路、目が回りそう…
以上、実習が終了したというご報告でした~

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