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いつか私をヒロインにしてください

私はNHKの連続テレビ小説(通称:朝ドラ)が好きだ。
いつか、そんな朝ドラのヒロインになりたいと思っている。

朝ドラとの出会い

私が朝ドラを見始めたのは、2010年。
きっかけは、大好きなアーティストであるいきものがかりが、主題歌を担当することになったから。
はじめはそんな気持ちで見ていたが、いつしかドラマの虜になっていた😳✨

朝ドラは、ひとつの物語が半年間放送される。
私からいわせれば、半年間そのドラマの人々と暮らしているようなもの🏡
主人公はもちろん、登場人物や舞台となる場所にも愛着がわく。

今まで毎日顔を合わせていたヒロインたちが見れなくなると思うと寂しくて、最終回が近づくと涙を流す回数が増える。
でも、また新しいドラマとともに半年間が始まり、終わっていく…それを繰り返して10年が経った。


ヒロインの素質

朝ドラのストーリーは、一人の女性の人生を描いたものが多い。功績を残した著名人をモデルにした作品はもちろん、実在しない人物を描いたオリジナル作品もある。

その女性(=ヒロイン)を演じるのは、20歳前後の若い女優さんが多く、登竜門的なものでもある。


冒頭にあった「ヒロインになりたい」というのは、女優になりたいという意味ではなく、ヒロインのモデル(題材)になるような女性になりたいという意味である。

なぜそんな大それたことを思ってしまったかというと、これまた行きつけの占い師さんの言葉が関係してくる🔮

あなたは晩年、今まで自分がしてきたことや経験したことを伝えていくようになる。執筆とか本を出すとか、そういう形をとるかもしれない。

朝ドラを見ている私は、いつか本当に自身の仕事や経験を形にして遺したら、遠い未来で朝ドラのモデルになる可能性があるかもしれない、と拡大解釈をしたわけだ🤣

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少し話は逸れるが、そんな解釈が私にとってはポジティブにはたらいている。

現実で生きていると、いい事ばかりではない。嫌なことや辛いこと、逃げ出したくなるようなことは誰にでも起こる。
私はこの世の終わりのように悩み、打ちひしがれてしまうこともあるが、

これくらい山あり谷ありじゃないと
ドラマもつまらないよね

というところに落とし込めたりするので、なにかと便利だ✌️ヒロインになりたいとかを差し引いても、そういう考え方を持てるとずいぶん気が楽になった。
自分の解釈次第だが、これからも生き抜くためのヒントをくれた占い師さんには、とても感謝している。


未来に託して

きっと今まで朝ドラヒロインのモデルとなった女性たちは、全員がヒロインになろうと思って生きていた訳ではないはずだ。
生まれた時代を懸命に、ひたむきに、女性として生き抜いたのだ。

彼女たちにとっての「未来」を生きる私たちが、彼女たちの生き様や功績をたたえ、著名人として歴史に残している。現に私は、彼女たちの存在や生きた証を朝ドラを通して知り、「そんな風になりたい」と感じているのだから。

どうしたら朝ドラヒロインのモデルになれるかなんて分からない。もちろん功績なんて、今のところ残していないから難しいのかもしれない。


1年後、いや何十年後に何かキッカケになるようなことがあるのかもしれない。
そもそも功績を残したからといって、モデルに選ばれるとも限らないが。

私がモデルになるかどうか、その答えは未来しか知らない。私が最後まで生き抜いたその先、何十年後の未来を生きる人にしか分からない。

私が朝ドラヒロインのモデルになるために、いま出来ることは、やりたいことや好きなことをしながら、生きること。悲しいことも嬉しいこともぜんぶ抱えて生き抜くことだ。

晩年、私がやってきたことを遺す時、当時のことをより鮮明に思い出せるように、このnoteに記録をとっておくことにする。

だからいつか、私をヒロインにしてください。

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