「幼馴染のありがたさ」~体調不良で治療延期(2週毎の抗がん剤)~

初発から9年、そのうち再発から3年の今までで初めて、治療予定日に「体調不良で病院に行けない」という事態になりました。
体調不良といっても、副作用がどうとかではなく、単純に何かに食あたりしたようで、胃腸の痛さと吐き気とで、とてもじゃないけど通院できず。
広くみれば、この弱った胃腸も治療の副作用から来ているのかもしれないけど、具合悪くて臨時診療をお願いすることは多々ありましたが、
「行けない」のは初めて。

2か月先まで組まれていた治療スケジュールも、今回の延期で全部予約とり直し。(先生ごめん)

でも、そんな中ですが幼稚園児からの幼馴染マダム二人が新幹線で私の住む県へ一泊で遊びに来てくれました。
当初はお互いの住まいの中間地点の温泉旅館を予定していたんだけど、友人が私の体調を心配して3時間以上かけて来てくれました。
その気持ちが涙が出るほどうれしい。

温泉では、タイミングよくわたし達だけの貸切で、
周りを気にすることなく脱毛中の頭も洗えて、全身温泉に浸かるのは何年ぶりだろう・・・。極楽極楽・・。

実は友人達には化学療法で脱毛中であることを伝えてなかったので、びっくりしたと思う。
でも、「体調は大丈夫?運転大丈夫?」って、聞いてくれて
それ以外、ポジティブ宗教的なことを言うでもなく、普通に接してくれるのが本当に居心地よかった。

就寝前は思い出話に花が咲きまくり、寝たのは2時過ぎ!
話題は、子どもの進学・就職から政治・経済、推しの動画からVIO脱毛まで広がりカオス状態。 楽しかった・・・。

「治療とともに暮らす生活」だけど、将来、
「生きているとこんなご褒美のような楽しいこともあるんだな~」って思い出すこともあるのかな。

体調は良い時もあったり、悪かったりもありだけど、
ぼちぼちな感じで暮らしてます。







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