前回 香港人家庭の家事ヘルパーの雇用について書いてみたのですが、今回は香港の日本人駐在家庭の家事ヘルパーについて少し書いてみたいとおもいます。 １）ヘルパーの種類 まずヘルパーの種類ですが家に住むフルタイムのヘルパーと家に通うタイプのパートタイムのヘルパーに大別されます。実際のところ家に住みこむフルタイムのヘルパーのみが合法になるのですが各家庭の事情でエージェントの用意した寮などに住んでいるフルタイムのヘルパーもいます。 香港の日本人駐在家庭のヘルパーはパートタイムで頼んで
では 実際に家事ヘルパーは香港の家庭内でどのように働いているのか。 幼稚園（午後校）と小学生の男子二人のいるCさんのお宅の毎日はざっとこんな感じである。（夫フルタイム 妻パート在宅勤務） ６００ ヘルパー起床 長男に向けてのお弁当の用意（前日に妻と打ち合わせずみ）と朝食 の用意 ６３０ 妻起床 こどもの幼稚園 学校の用意の確認 ６４５ 妻が長男を起こして朝食 着替えをみる ヘルパーは次男の世話 ７００ 夫起床 朝食 ７１０ 妻が長男とともにスクールバスス
香港にはフォーリンドメスティックヘルパー（ここでは家事ヘルパーとよぶことにします）とよばれる海外から家事をすることを目的に労働しにきている人たちがいます。 ２０２２年の統計では彼らの数は３３万８０００人。そのうち19万人がフィリピンから13万人がインドネシアから来ています。ちなみに香港の人口は２０２３年で７５０万人弱、労働人口が３４６万人ですから海外からのこの家事ヘルパーの数は労働人口の約１０%にあたります。家事ヘルパーの９８％以上が女性です。 香港の世帯数が２６０万なの
香港って高層ビルばっかりでハイキングする場所なんてあるの？と思われる方多いとおもいますが。 香港は面積が１１０４平方キロで札幌市（１１２１平方キロ）ほど。そして東京都２３区（６２３平方キロ）の二倍ぐらいになります。 そのなかで開発されているのが２５％ほどしかなく残りの７５％は郊野公園（カントリーパーク）、林地、草地などになっています。 つまり香港の高い人口密度は広大な緑地の縁（ふち）に人口が密集しているからなのです。（ちなみに東京２３区では緑地率が２５％ほど。） 日本のよう
香港は亜熱帯に位置するので暖かいか暑いはず、という思わがちですが 室温についてはわたしは逆に日本より低いのではとおもっています。 先日（２０２４年１月２３日）最低気温が6度の日がありました。（香港でもビルの密集地と郊外では気温がちがいますが）日本からみると大したことないかもしれないですが問題は室内の暖房器具が貧弱なことです。公共施設で暖房のあるところはプールぐらいでほかはおそらくないでしょう。 ショッピングモールも（通風を兼ねて）冬でも冷房はいっているところがあり日本のよう
香港は旧正月を祝います。２０２４年は旧正月は２月１０日。旧正月は旧暦の１月１日で１月末から２月の中旬までで毎年かわります。ということで毎年なにがおこるかというと１月が微妙な雰囲気になります。ローカル香港人にとっては年末、西暦でいきている人には年始ですね。 １月１日にHappy New Yearというかどうか。 メッセージおくるかどうか。毎年悩みます。 またたとえば１月にうまれた人の干支はどうなるか問題もあります。 私の甥は１月生まれなのですが西暦でいうと午年だけど旧暦でいうと
はじめまして。 香港に住んで今年で３０年になるマルコと申します。 どれくらいの頻度で更新できるかわからないのですが日々感じたことを中心に書いていきたいと思います。 よろしくお願いいたします。
