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入院…検査の日々。

救急病院で診てもらったけれど、
検査をしないとわからないってことで、
次の日、
朝から大きな病院で検査。
しかし、すぐには原因がわからない。

なので、
その日のうちから、
その大きな病院では、ベットが空いていないということで
同じ系列の病院を紹介され、
入院することになった。

その時の私は
喋ることはできるものの
首から下がほとんど動かない状態だった。
入院してすぐに、いろいろな検査をした。
あまり覚えてはいないけど、
MRIやCT、血液検査、血管の中、
他にも色々したんだと思う。

入院には、お母さんも24時間ついてくれて、
私的には安心できた。
1人だったらきっと心細くて、ツラかったと思う。
でも、お母さんやお父さん、
心配だったろうなぁ。当時。

たくさんの検査をした結果、
体が動かなくなった原因がわかった。
脊髄?頚椎?の中の神経が
なんらかの原因で腫れ、首から下の神経が全て麻痺したよう。
なので、朝はなんともなかった体が、
1日のうちに、少しづつ圧迫され
夜には歩けなくなった。

原因がわかったところで、
なぜ腫れたのかという原因が掴めていない。
なので、
今後の治療をどうしようか悩んだそう。
しかし、検査をし始め、原因がわかり、
どうしたらいいか考えてる2ヶ月の間に、
腫れが引いてしまい、原因がわからずじまいで終わり、
若かった私の体は、
リハビリをすることにより、
少しづつ、回復の方向へ向かった。

腫れが引いたからといって、
すぐに回復するわけではない。
誰だって、2ヶ月間も寝たきりでいたら
身体中の筋肉も衰え
それを元に戻すのも一苦労。
私の場合、
成長期もあったからか、
骨の成長もバランスが悪く、
簡単ではなかった。

特に右手。
これは、神経麻痺によるものなのか、
他に原因があると思われるが、
それは伏せておこうと思います。
が、とにかく右手が動かないので、
元々右利きだった利き手を
左にする練習。
元々書くことが好きだったので、
字や絵を毎日書いて練習した。

歩くのも、まず、
立ち上がることさえできなかったので
立つ練習から、平行棒で歩く練習。
歩行器を使って歩いたり、杖を使ったりもしたけど、
杖につまずいて転ぶことがあったので、杖は中止。

なんだかんだ、
入院してから5ヶ月で
1人で歩けるようになるまで回復した私は
6年生からまた学校へ行けるようになった。

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