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酒場からのマーケット2024 5月31日

日経平均38487 NYダウ38686 wti原油77.18 ドル円157.25
前週比▼159 ▼383 ▼0.62 0.31

日経平均は先週と同じくほぼ変わらずでした。
topixは1%ですが上昇しました。
レンジ相場は続いています。
ザラ場では39000円を一旦抜きましたが押し戻されています。
木曜日には下値押しの売り崩しも見られましたが下髭を付けて戻しています。
結果は馬なりの週間だったとも言えるのでしょう。
別段引き金となる材料も無かった訳です。

253 ▼44 ▼298 ▼502 433の1週間でした。
38900 38855 38556 38054 38487の推移です。

4/末は38405円でしたので様々な事がありましたが。
値的には変化はなしの1ヶ月間でありました。

topixも2743スタートですので現値は1%上昇だけとなっています。

最高値は3/22の40888円です。
直近の安値は4/19の37068円です。

日経平均 3ヶ月日足 38487円。

日本だけを見ますと金利が急上昇していますので健闘したとは言えるのでしょう。
金利に敏感と言われていますグロース250勢は年初来安値を更新続けた訳ですから。
東証グロース 6ヶ月日足 796。


SP500 3ヶ月日足 5277。
米国主要3指数のNYダウは▼0.98%、ナスダックは▼0.99%、SP500は▼0.5%下落した週間でした。
4/末からはダウは2.3%ナスダックは6.8%SP500は4.8%上昇した月でした。
セルインメイではなかったのです。
3指数とも一旦は史上最高値を更新したのです。

*足元の日米の違いは何なのかはいつものクエッション?です。

単純に1~3月に日本株が世界で1番上昇したからが答えかもしれません。
理屈がある様でなさそうな事が起こった訳です。
外国人投資投機筋イコールAiアルコリズムの仕業なのでしょう。

あの石川震災と政治の嵐が吹いていた1月第2週から謎の急上昇が続いたわけです。
新ニーサや東証改革が語られていました。
新ニーサはオールカントリーやSP500に流れていますし。
東証改革は2023年からの事ですので。
円安もあったのでしょう。
今は円安が効いていません?。
バブル時の高値である38950円を瞬間に抜いて40000円迄一気に駆け上がったのです。
日経平均は年初より約3ヶ月で7300円の22%も上がったのですから。

日経平均 6ヶ月日足 38487円。

その急上昇が一旦は収まっているというのが本筋ではないかと思います。

それの理屈的な理由を言えば。

人為的に市場を動かした為替介入の影響はあったのでしょう。
それを鑑みての金利上昇もあるのでしょうし。
決算系はいつもの保守的な予想値とガイダンスもあるのでしょう。

GPIF等年金系及び国内機関投資家は、上がり過ぎたのでポートフォリオ上売ってきたのは事実です。

中東地政学リスクは全世界同時にリスクマネーは売られました。

但し長い目で見れば米株の動向に準づるという事なのです。
それは何故かと言いますと。
過去10年20年とそうだからと言うのが証左なのでしょう。


*そうなると米株はどうなるのでしょうか。
第4時産業革命であるAi革命の真っ只中という事は大前提です。
これは揺るがないとは思います。

但し気になるのは米国の金利動向なのでしょう。
正に金融政策の行方なのです。
物価と消費と雇用が理屈建てできる所です。

最大の不確実性は11/5の大統領選が1番のメインなのでしょう。
もしトランプになればFRBは独立した機関と言いましても。
何でもやってくるのは過去に経験していますので。
youre  fired.です。
パウエルはさっさと退場させられるのかもしれません。
イエレンは異例の1期で退任させられたのです。

理屈ではない政治的な利下げをしてくる可能性はあります。

*株価は半年先を見ていると言われています。
*随時にそれを織り込んでくるのでしょう。

大統領選は誰にも分かりません。


1つの大きなトピックがありました。
トランプは有罪となったのです。
4/29から審議がされていたニューヨーク地裁は5/30にいきなり結審したのです。
まだ審議は続くとの見方が態勢でした。
トランプ77才は軽口からいきなり意気消沈となったのです。

*大統領経験者では初めてとの事です。

口止め料他34件の不正会計処理に対して12名の陪審員が全員有罪評決となりました。
量刑を決める審理は7/11との事です。

彼はあと3つの刑事事件でも起訴されています。

トランプはいつもの強弁です。
これは不正に仕組まれた政治的な恥ずべき裁判であり憲法違反でもある。
正にこれは魔女狩りだと発信しています。
真の評決は11/5に米国民によって下される。
そして人々はここでの出来事を覚えているだろう。
とも述べました。

バイデン側は誰もが法を超越する事はできないとコメントしています。


日本の感覚ではシンジラレナイ事が起こっているのです。

法治国家ですので粛々と続いていくのでしょう。


個人的には2016年の口止め及び会計処理云々という内容は。
トランプでなければそれの訴えが出るのかな?。とも感じます。
8年前の不倫口止め料の処理を今更にとも思います。
これが魔女狩りだ
と彼が訴える所なのかなとも感じます。

7/11の量刑がどうなるのかにも注目なのでしょう。
当然控訴するのです。

4ヶ月後に大統領選ですから。

市場は基より世界はこれをどう考えるのかは難解中の難解なのでしょう。

アメリカ合衆国の大統領を決めるのですから。

大注目です。


*付け加えると言うのは失礼ですが。

岸田さんはある意味淡々と仕事をこなしています。
政治資金規制法改正案では独断の決断をした様です。
あの方もかなりの胆力と言うのか動じないと言うのか。
元来は真面目な方なのでしょう。

もしのトランプにでもなれば。
それなりには対処は出来そうな感じはします。
ここが出来ない方では不安中の不安ですので。
*国益に大きく関わってきます。

元来ポピュリズム的な好感狙いの方ではいけない重責とは思います。
但しキャラクター的な部分でもう嫌悪されている感じはします。
誰かコーディネートする人はいないのでしょうか。


解散は流石にしないのでしょう。
足元ですれば普通に大敗するのでしょう。
9月の総裁選を乗り切り来年10月迄の任期満了まで引っ張るのでしょうか。
そこでお辞めになるのでしょうか。

それとも菅さんの様にお盆あたりで不出馬を決めるのでしょうか。

それとも・・・・・。

*マーケット的には過去からも政局には大きく影響されます。

注目です。

米国10年債 3ヶ月日足 4.503%。
前週は4.467%でした。
2年債は4.877%となっています。
前週は4.948%でした。

金利は長短共に下がりました。

週末のpceデフレーターの結果を受けての動きです。
前月比は総合・コア共に0.2%の上昇と出てきました。

伸びは3月から横ばいの値となっています。

それほど悪くない。前向きの第一歩。やや前向き。わずかにハト派。
景気は加速していない。等々各方面からの発信が出ています。

金融政策系では一旦はいっぷくの感じでしょうか。

今後も様々な経済指標を受けて動くのでしょう。
6月12日にはFOMCで新たなドットチャートが出てきます。
そこまでは一喜一憂の展開なのでしょう。

注目です。

日本10債券利回り 3ヶ月日足 1.054%。

長期債は市場の動向で上下します。
短期債は中央銀行の金融政策に同調します。

筋目の1%を超えてきました。
急上昇しています。
4月よりの長期債は一般的な利上げの1単位0.25%上昇となっています。


以前であれば完全な管制相場でしたので。
日銀がその都度決めた0.2%、0.5%、1%を必ず堅持させていました。
3/19からはそれは外した事になっています。
投機的な云々は残っているとは思いますが。

日本10年債利回り  3年月足  1.054%。
金利がつく世の中になったという事なのでしょう。
6/14に日銀金融政策決定会合となっています。

思惑で上がっているのか。
日銀の国債購入減額がそうさしているのか。
それは一時期的な事なのか。
円安の対処なのか。
0.1%だけ利上げをするのか?。

市場では様々な憶測が飛び交っています。

*何もしないしできないとは予想します。
それは単純に1300兆円の借金があるからです。
物価云々よりもこれを以前より書いています。
利上げはうんちくを並べながらもできない国なのでしょう。

植田総裁からは。
まだまだ様々な状況を分析確認をしないと。
時期尚早であるという声が聞こえてきそうです。

今年は据え置きかもしれません。

*辛口的に書けば。
この借金は。
税収もないのに赤字なのに。
成熟した社会インフラを30年間も皆で享受した事によります。
もっともっとと様々を要望し政治が答えたのでしょう。
その傾向は続いています。

借り換え借り換えで回していくのでしょう。

ずっとそうしていけばいいじゃないか。
という事かもしれません。

注目です。


ドル円 3ヶ月日足 157.25円。
介入時の値に1ヶ月で戻ってきました。
4/26~5/29の為替介入は9兆7885億円と判明しました。

これは2022年の9月~10月の3回と言われている9.2兆円とほぼ同値となっています。

*以前の金額とほぼ同じだった事が興味深い所です。

以前でだいたいわかったからね。
今回の賞味期限は1ヶ月だったか。
また上昇すれば実弾だよ。
それでしのいでいくまでに米国が利下げをするだろう。
それまでの我慢だよ。
160円だ170円だなんてさせないよ。
そんな勝手な事を言っている奴らには。
目に物を言わせてやるよw。
やり方は色々あるんだよ。
かもしれません。

神田財務官は令和のミスター円と言われるのかもしれませんw。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは名実ともに6月相場です。

注目はいつもの月初の経済指標なのでしょう。

但し良いよう解釈は得意技となっています。

懸念材料は幾らでも並べられますが。

いったいこの結果をどう説明するのかなのでしょう。

全然凹まないではないですか。

若干慣れてしまっていますが。
38000円という値は以前ならば思いもよらない値なのです。
34000円でも凄いのでしょう。
どうなっちゃったのでしょうかw。

アベノミクスで24000円を3回押し戻された事が懐かしく思い出されます。
日経平均 10年月足 38487円。

cme日経先物は242円高の38730円となっています。

どうなるのでしょうか。
注目です。








文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。