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酒場からのマーケット2023 9月15日

日経平均33533 NYダウ34618 wti原油91.20 ドル円147.85
前週比927 42 1.97 0.07

日経平均は大幅高しました。
ここでの水準で1000円近い2.84%の上昇です。

材料的には特に無いと言うのは語弊はありますが。
週間で円安に振れた訳ではないですし、原油高継続の米金利高ですから。

アーム祭りでソフトバンクGは大幅高しました。
9984ソフトバンクG 6718円。


内閣改造が影響したのでしょうか?。


米国3指数は週間でNY0.12% SP▼0.16% ナス▼0.5%となりました。
週末に米株は大幅下落しています。

日経平均の先物も200円程は売られています。


何故かは不明ですが日本株の独歩高とは言えます。
海外投機筋の強烈な買いなのでしょう。
それも木金に集中しました。

topixは年初来高値更新ですので33年ぶりの高値となっています。

▼130 308 ▼69 461 364の1週間でした。
32467 32776 32706 33168 33533の推移です。

日経平均 1時間足10日 時間足 33533円。
木金は窓を開けての大幅高となりました。
水曜日の晩に米国cpiの発表がありました。
月曜日は9/9読売の観測報道での影響です。

ドル円 1時間足10日 147.85円。
月曜日は読売の影響で145.89円迄ありました。
短時間の事ですが。
それの警戒が薄れたのか、いつもの理屈通りに右肩上がりの状況でした。
この値は年初来安値圏となっています。

為替介入がもしあるのならば。
150円所ではが市場のコンセンサスとはなっています。

日本10年債 1時間足10日 0.716%。
こちらも月曜日に0.7%台を付けました。
コチラはその後も0.7%を維持しています。
この値は2014年以来9年ぶりの高値となっています。

金利が上昇して株価は上昇したのです?。

*金利が更に上昇してくれば教科書通りに株価は下落すると思います。
日銀から1%までは許容範囲となっています。

マザーズ指数 1時間足10日 789.90。
海外投機筋の売買が少ない高perの成長グロース株は日本の金利上昇により低迷の1週間でした。
こちらは教科書通りの動きとなっています。

この様な週間でした。
日経平均は年初来高値である7/3の33753円を抜いてくるのかの展開だったのです。
この一連の動きは米株と比較する多くの市場参加者には思わぬ動きだったと思います。

木金は窓を開けていますので夜間の先物主導であります。
新値追いは連日300銘柄を超えています。
3連珠明けにも警戒することがない動きだったのです。

海外投機筋より日本株に資金の投下があった事は間違いありません。
後々に投資対別売買状況で分かるのでしょう。

足元の動きだけで今後の動きなど言及できないでしょうが、米株より強いと言う現実は認識しなければならないでしょう。

循環物色での資金投下があるという事です。
有力所を見ておきましょう。

7203トヨタ自動車 2821円。

8306三菱UFJファイナンシャルグループ 1291円。

8035東京エレクトロン 21895円。

7011三菱重工業 8741円。
 

1801大成建設 5340円。

9101日本郵船 4160円。

8058三菱商事 7656円。

9432日本電信電話 179.1。

4502武田薬品工業 4860円。

6758ソニーグループ 12930円。

9983ファーストリテイリング 35160円。

6098リクルートホールディング 5245円。

9201日本航空 3000円。

9020東日本旅客鉄道 8910円。

8233高島屋 2225円。

8604野村ホールディング 646.9。

9501東京電力ホールディング 696.5。

アトランダムに各業種より貼り付けしました。
もうきりがありませんので。
詳細は勘弁ください。
おおむね右肩上がりなのでしょう。
循環物色されているのです。

電気代高騰の東電も見ておいてください。

株価という値は実体経済とリンクしていない事の方が多いです。
市井の人々が物価高で辟易している現状とは違うのです。
33年ぶりの高値で岸田首相の支持率が低いのが証左でしょうか。

今後の動向に注目です。


*大注目の米国cpiの発表が9/13にありました。

総合は3.7%と出てきました。
予想3.6%。
前月3.2%。

2023年 米国cpi消費者物価指数。
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7%
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

予想は上回り前月よりも上昇しました。
2ヶ月連続上昇しています。

前月比は0.6%の上昇でした。
予想は0.6%でした。
前月は前々月より0.2%の上昇でした。

ガソリンが前月比10.6%、燃料油が9.1%もの上昇でした。

これだけを見ますとインフレの再燃かと見受けられますが。
エネルギーと食料品を除いたコアの指数を見て市場は想定内と判断したのです。

各コメンテーターより諸々の値を受けて同じ様なコメントが並びました。
市場の値でコメントしているとも言えます。

ここは難解な所です。
市井の人々は生活する上で当然総合の値で動いている訳です。
ガソリンや食料品は必須の物でしょう。

これは議論の所だとは思います。

企業も燃料費が上がれば商品の値上げはするでしょに。

市場は何故かコアの値を見た訳です。
それもいつもそうではないのですから不思議な所とも言えます。

コアは前年対比4.3%と出てきました。
予想は4.3%でした。
前月は4.7%でした。

前月比は0.3%の上昇でした、
予想は0.2%でした。
前月は0.2%でした。

ちなみに0.3%×12ヶ月=3.6%とはなります。
FRBの物価目標は2%となっています。

サービスや住居費等々の各詳細は割愛します。


市場は9月の利上げはスキップし年内は後1回であろう。
フェドウオッチより来年の前半か中盤には利下げが始まるであろうと判断しています。

幾度も幾度も変更しているのですが。
データ次第のFRBですから仕様は無いのでしょう。

*金利の動向を確認しておきましょう。
米国10年債利回り 1時間足5日 4.336%。

cpi発表前後に急激に低下しているのが分かります。
これが上記に示しましたcpiのいい所どりとも言える金利の動向です。
しかし翌日からは上昇しています。
これをどう考えればよいのでしょうか。

米国10年債 日足1年 4.336%。
前週は4.260%でした。
2年債は5.037%と再び5%を超えてきました。
前週は4.989%でした。

いつも同じコメントで恐縮ですが8/22の4.366%がチェック点です。
これは16年ぶりの高値です。

米株の週末はこの金利動向を受けて下落したとも言えます。
ナスダック 1時間足10日 13708。

日経平均 1時間足10日 33533円。
日本株とナスダックの違いが明確に分かります。
これはどうする どうなる日経平均でしょうかw。

今後の動向に注目です。


*米国では9/15ビック3の全米自動車ストライキとなりました。

3社一斉のストライキです。
大枠は賃金が物価上昇に追いついていない。という内容です。

上段の9月発表のcpiは3.7%の上昇でしたが、2021年からの合計は17.4%も物価が上昇しているのです。
ほんの3年前ですから。

日本に置き換えましたら凄まじい状況というのは分かるのでしょう。

これで米国民は生活をしているのです。

バイデンは緊急の会見で誰もストライキは望んでいない。
しかし労働者の不満は理解できる。
と述べました。

自動車業界の労働者がアメリカの中間層を形成してきた。
彼らや中間層を支える為の労働協約が必要だとも語りました。

経営者側に歩み寄りを呼びかけました。

内容の詳細は多岐にわたりますのでハショリますが歩み寄りにはかなりの隔たりがある様です。

市場への影響の解説も出ています。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは9/20のFOMCとなります。

下記は前回6/14に出たドットチャートです。
この18名の政策委員がどのような値を出してくるのかは注目となります。

来年の値が鍵となるのでしょう。
市場の思惑との違いが大きく出れば当然動くのです。
利下げはあるのか。どのくらいあるのか。どうなのかでしょう。

今年は中央値が5.6%ですから後1回の予定にはなっています。

9月はスキップで11月に0.25%の利上げが実行されるかもの予想になっています。

フェデラルファンド金利 5.50%
fomc金利推移
2023年
2月0.25 3月0.25 5月0.25 6月 0 7月0.25
4.75%→5.25%~5.50%。
2022年
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5
0%→4.5%~4.75%。

GDPや失業率の予想も出てきます。
パウエルの発言は言うまでもありません。

注目です。

週末には日銀金融政策決定会合となっています。
植田総裁から突飛な発言は無いと思います。
読売報道は一般的な内容を述べたまでなのでしょう。
記事の書き方です。

物価予想を変えてマイナス金利撤廃等の言質が出てくれば大変な事にはなります。
但しマイナス0.1を0にしても0ですから。
世界とはかけ離れています。

上記のFF金利と比較すれば分かります。

ECBは9/14に10会合連続0.25%の利上げを実行し4.5%となっています。

日本は日本の事情で2013年4月より異次元の質的量的金融緩和を実行しています。
2016年1月よりマイナス金利の導入です。
同9月よりイールドカーブコントロールを実行しています。
2023年7月28日に10年債金利の上限を0.5%から1.0%に上昇させました。

真夜中に日経デジタルの観測報道が出て右往左往したのは記憶に新しい所です。


週末早朝に消費者物価指数も出てきます。

注目です。

日本市場は敬老の日で9/19からとなります。
当然米株にサヤ寄せするのでしょう。
米株は週末悪い内容でした。
それが戻るのか続くのかは注目でしょう。

CFD日経先物は▼253円安の33279円となっています。

日経平均 33533円。


どうなるでしょうか。
注目です。









文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。