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酒場からのマーケット2022 11月18日

日経平均27899 NYダウ33745 wti原油80.11 ドル円140.32
前週比▼364 ▼2 ▼8.75 1.57

日経平均は1%強の下落でした。
但し、チャートを見て頂ければ分かりますが、前週末に米国cpiを受けて窓を開けて大幅高しましたので、それの反動でしょう。
米株同様に短期的な利益確定売りです。
週初めに300円の下落でした。
それ以降は方向感に欠ける展開でした。

▼300 26 38 ▼97 ▼30の1週間でした。
27963 27990 28028 27930 27899の推移です。

5日移動平均線は▼0.22%で25日線は1.51%となっています。

日本市場では、11/15に7月~9月のGDP速報値が予想に反して▼0.3%と発表がありました。
11/18にはcpiが3.6%と40年ぶりの値になりましたが、いつもの事ですが全くスルーの状況でした。

それらに対しては詳細の解説があり、今後どうなるか等々各方面から言及が出ています。

日本国内に於いては最重要な指標ですから当然な事です。

但し、日本の各市場には影響が希薄という所が何とも言えない所です。

米国のcpiとは大きな違いな訳です。
米国のGDPが予想に反してマイナスにでもなれば、どうなるでしょうか。

これは何を意味しているかと言えば、マーケットの世界では米国主導という事です。

これは日本にかぎった事ではありませんが。


外国人の取引が6割~7割を占めている所も大きな要因でしょう。
掛け声だけで貯蓄から投資にはなっていません。
せめて日本の市場なのですから割合が逆転しても良いくらいです。
個人投資家も米株取引が増加しているというのも考え物です。
魅力の問題でしょうか。

個別銘柄は別物でしょうが、先物主導で動くインデックスの指数は特にその傾向が強いのです。

夜間は当然のことながら、日中でも米株の先物を横目で見ているのですから。

cme日経先物は27955円となっています。


*米国の10年債利回りの動向に注目が集まりました。

米国10年債利回り。3.829%。

10年債は前週11/10cpiを受けて1日で0.3%も下落しました。
前週は4.163%から3.811%となったのです。
今週の結果は1週間で微増という内容でした。

2年債は4.658%から4.330%と同じく0.3%下落しましたが、4.531%となっています。
0.2%値を戻しています。

2年債はターミナルレートに連動すると言われていますので、おおよその展開なのでしょう。

逆イールドは広がっています。

これをどう考えるのかです。

市場関係者からは見ない事にしているのかは分かりませんが、言及は出ていません。
もう慣れたという事でしょうか。
短く借りた方が金利が高いというのは、そもそもおかしいのですが。

米国30年債利回り 週足。3.923%。
2年の方が30年より高い金利になっています。

過去の経験則からは、それ以降いつの時点かは様々ですが、いけない状況になるのは間違いない所です。
不景気に突入するという事です。

FRBはインフレ抑制の為に未曽有の利上げと金融縮小の政策を実行しています。
各年月の国債市場も混乱しているのでしょう。

短期債は教科書通りに5%に近づくと思います。
今後この長期債がどのような展開になるのか。
2年債に追随するのか、どうなのか。
個人的には追随し上昇していくと思いますが。

FRB各高官からは、タカ派からハト派迄様々な発言があった週間でした。
これは12/3のブラックアウト迄続きます。
市場はそれに敏感になりながら日を追っていくのでしょう。

結局の所は12月初旬のいつもの経済統計によるのでしょうが。

今後の金融政策は、12月以降から来年初旬にかけて、どのような展開になるのかは不明ですが、現在報じられている所の0.25%~0.5%の差異なのでしょう。
もう既に4%迄金利は上昇しているのですから、今までの進捗よりは落ちる訳です。
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75。

この高止まりの金利で各経済指標がどうなっていくのかに注目が集まると予想します。
世界のシンクタンクよりは、来年は経済の鈍化が既に報じられています。

金利が高止まりで企業業績が低迷し、失業率は上昇し、消費が落ち込んでくるのか、消費が落ち込んで企業業績が低迷し、失業率が上昇するのかは分かりません。
優先順位一番はインフレ抑制なのですから。

今後の動向に注目です。


ドル円。 140.32円。

金利だけを見れば、日本は永遠の0ですから、同じく米国の金利動向の変化で変動するのでしょう。

そして急激な変動が出た場合は、投機的なスタンスという事で為替介入が待っています。
是非はともかく日本は金利も為替も管制相場になっている訳ですから。

株式もtopixが前場に2%下がれば700億円の日銀砲が出てくるという。
それを皆が分かって取引をしています。

今後の動向に注目です。

*米株が今後どの様になるのかはいつものチェック点ですが、主要3指標の
動向が違いすぎますので難解です。

NYダウ。33745。

5日移動平均線は▼0.14%で25日線は4.26%となっています。

SP500 3965。

5日移動平均線は▼0.57%で25日線は3.36%となっています。

ナスダック 11146。

5日移動平均線は▼0.85%で25日線は2.80%となっています。

誰もが見ただけで大きく違う事が分かります。
当然移動平均線の推移も違います。

解説ではNYダウは高値より61.8%戻しで、SP500は38.2%ナスダックは23.6%戻しとの事です。

言葉的にはハイテクは散々でオールドエコノミーは順調に戻しているとも言えます。

*日経平均は年末高になると発信している多くの市場関係者は、米株が更に値を戻すと言っている事と同じでしょう。
コチラだけが勝手に上昇する訳がないのですから。

それの理屈は、FRBの動向は既に来年度まで織り込んでいるはずであるし、物価はピークアウトしているはずが大前提でしょう。

大イベントである中間選挙を終え、ねじれにはなりましたが想定内であり、民主党が上院で勝った事は政治的大波乱にはならないだろう。

米国の決算は既に大部分が終わっており、直近では業績面でのリスクになる要因も軽微であろう。

米中会談が対面で行われて、両首脳が握手をし、高官級会議を復活させる事で、近未来的には不測の事態は起こらないだろう。

ポーランドに着弾したミサイル等々突発的な地政学リスクは誰もが分からない事ですから。
FTX問題も、そこ迄市場を揺るがす事にはなっていません。

そしてテクニカル的にも云々で、株価は上に行きたがっていると言うのです。

結果は40日後に分かります。

注目です。

日経平均週足。27899円。

日経平均の2021年の終値は28791円でした。

現時点で900円上の値となります。

どうなるのかは分かりませんが、オミクロンで始まり、ウクライナ紛争、驚異の物価高と未曽有の金融政策を実行している現在。
中国は0コロナ政策継続です。
ヨーロッパのエネルギー問題の冬はもうすぐです。

北朝鮮からは何発ミサイルを撃っているのでしょうか。

岸田首相も人気薄で支持率30%ですから。

昨年の値を抜くだけでも凄いと思いますが。

個人的には2018年の様なブラッククリスマスはあり得ると踏んでいます。
当時も多くの市場参加者が年末高と言っていたのは忘れません。
経済の先行指標である株価が、何故年末高になるのか。
年初から崩れるのでしょうか。


注目です。


*来週のマーケットは日米共に週中に祝日があります。
FOMC議事録も出てきますが、各要人が発信していますので限定的でしょう。

感謝祭の翌日は11/25ブラックフライデーです。
クリスマス商戦も今年は、例年以下との報道は出ています。
結果には注目です。

ワールドカップが始まります。
侍ジャパンには期待です。

日本では月末月初に配当金が支払われます。
今回は7兆円との事です。
いつもの再投資が見込られます。
それの先取りは考えられるでしょう。

前週は膠着していましたから、それには理由はあるのでしょう。
その理由は不明ですが、続く可能性はあります。
注目です。


どうでもよい私の話は、スバルと大成建設で利ザヤを取りましたが、4932アルマードが散々でした。
決算内容はハショリますが厳しい株価となりました。
年度末の利益は据え置きだったのですが。
アルマード 1127円。

5日移動平均線は▼5.16%で25日線は▼18.09%にもなっています。

決済はしていませんので、来年に持ち越しでしょう。
更に500株買い増ししていますから。
楽しみにしていたのですが大残念でした。
ヤフー掲示板では酷評が並んでいます。

どうなるでしょうか。
注目です。





 





文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。