マルカワみそ農園

福井県越前市で大豆を栽培しております。 有機農業、自然栽培大豆栽培に関することや「土作…

マルカワみそ農園

福井県越前市で大豆を栽培しております。 有機農業、自然栽培大豆栽培に関することや「土作りから味噌作り」そんな考えを情報発信します。 https://marukawamiso.com/

マガジン

  • 農業記録

    主に大豆栽培の写真録。 文章少なめ、写真多め、くだけた表現。 来年以降の作付け参考資料。

記事一覧

柔道と農業の共通点。

パリオリンピックが閉幕を迎えました。 幼少期から自己鍛錬を重ね、青春や自分の時間をすべて捧げ、その道を極めようと努力するアスリートには心から敬意を抱かずにはいら…

蕎麦の芽がでてきた。

8月6日に種を撒いた蕎麦の芽がでてきました。 雨がここ2週間ほど降っていないので土が真っ白です。 蕎麦は水に浸かってしまうと発芽しないので、好都合といえば好都合です…

年は取るものでなく、重ねるもの。

朝5時には起床し、今日も圃場に赴きひと仕事。と思ったらドローン一斉防除が行われていました。 対象作物は水稲なので大豆栽培圃場には関係ないのですが、外仕事は見送り…

大豆栽培も子実肥大期に突入

大豆の背丈も私の腰ほどになりました。 大豆の鞘も付き始めました。 カメムシなどがたかったり、実つきが良くない株もありますが、なるべく土の中の水を切らさないように、…

お盆前に手取り除草の見通しも立ちそうだ。

お盆前に手取り除草の段取りが立ちそうです。 ハウス前の大豆の草取りもやりきりましたし、今年はいつになく順調なペースです。 今日から条間の部分にナイロンカッターを…

プロの仕事:NEXCO中日本の草刈りは準備が8割。

マルカワみそ農園の近くには北陸自動車道があります。 最近、農園で使っているクルマを車検にお願いしたら、フロントガラスに亀裂があり空気が入っていて、ガラス修理をす…

治水と農業。桝谷ダムから見る歴史の流れ

桝谷ダムというダムをご存知でしょうか? 越前市のふるさとの河川ともいえる日野川の水を貯めているダムで南越前町にあります。 北新庄地区にあたるマルカワみそ農園の…

農業記録2024年8月編

来年の農業の参考にするための写真録。 ツバメが巣立ちました。巣は外敵により荒らされています。 自然界は厳しさで溢れている。生きるだけで精一杯。 人間だけ生きること…

大豆の開花期は水稲よりも水分を要求するため畝間灌水を行う

大豆の葉が裏返り気味だったので、畝間の灌水を行いました。 昨日の雨ではほんの少し湿っただけで、土の色は白い状態でした。 雨が降って欲しい。週間予報をみるとため息…

8月になる。草管理ももう少し。

暑さでカメラに指が…。 枕時の耕起をして、明渠を作成しました。 今日、圃場をみたら、土が白くなっていました。 水分が乾いているんだなぁ。 大豆の開花期は水稲以上の…

耕起の砕土率を高めるためには土の水分。

今週は福祉事業所さんと打ち合わせをしました。 ご担当の方と就労支援A型の方と除草ができるような形で大枠が決まりました。農福連携により、来年の除草は大きく変化できそ…

大豆にさび病が。

大豆の葉にさび病と思われる変色が散見されます。 手塩に育てた大豆が健全でない姿をみると、生産者として非常に辛く感じます。連作圃場だと発病が増加するようです。 も…

畦畔の刈り取り。

月曜日に畦畔の刈り取りを行いました。 今週は畦畔の刈り取り、耕起、秋野菜の準備、蕎麦播種準備。 少しずつ 少しずつ。 来年は株間株元除草軽減のために、リビングマル…

週末は作業奉仕。パンも焼いた。

日曜日は奉仕作業がありました。 刈払機で用水路の刈り取り、お宮さんの除草、清掃、枯れ木伐採、片付けなどをしました。 朝7時から作業を始め、8時ごろには汗がポタポタ…

畦畔の除草を行い蕎麦栽培の講習会へ。

今日も朝一番は除草を行いました。 体力がへばってきた。けど、もう少し。 来週は福祉事業所さんと打ち合わせのアポイントの段取りがあります。 来年は農福連携を考えて…

大型雑草イタドリが蔓延る

暗渠を閉めた後、除草作業を行いました。 しかし、早朝から雨が降っていたため、約1時間ほどで作業を切り上げました。日中から圃場に入りました。 お昼からは風が抜けるの…

柔道と農業の共通点。

柔道と農業の共通点。


パリオリンピックが閉幕を迎えました。
幼少期から自己鍛錬を重ね、青春や自分の時間をすべて捧げ、その道を極めようと努力するアスリートには心から敬意を抱かずにはいられません。
お疲れ様でした。

パリオリンピックで特に印象的だった柔道選手

オリンピック中に賛否両論の物議を醸した話題がありました。

柔道選手が負けた試合後に感情が高まってしまったシーンです。

「悔しくて泣くシーンにグッときた」

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蕎麦の芽がでてきた。

蕎麦の芽がでてきた。

8月6日に種を撒いた蕎麦の芽がでてきました。
雨がここ2週間ほど降っていないので土が真っ白です。
蕎麦は水に浸かってしまうと発芽しないので、好都合といえば好都合ですが、雨が降らなくても芽が出る事がわかりました。

大豆と似ている部分がありますね。

中耕をするために条間を設けました。

最初は動力散布機で散播しようと段取りしていましたが、JAの方と相談した時に、播種機で条播した方が、覆土、鎮圧の効

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年は取るものでなく、重ねるもの。

年は取るものでなく、重ねるもの。


朝5時には起床し、今日も圃場に赴きひと仕事。と思ったらドローン一斉防除が行われていました。
対象作物は水稲なので大豆栽培圃場には関係ないのですが、外仕事は見送りしました。

そのため淹れたほうじ茶をお供にデスク前でPC作業を行いました。
メルマガの執筆、提出書類、ブログの更新を行いました。

身体も疲れていたので、一休みします。

実は、お盆前の追い込みでブログの更新もぼちぼちになってしまいまし

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大豆栽培も子実肥大期に突入

大豆栽培も子実肥大期に突入

大豆の背丈も私の腰ほどになりました。
大豆の鞘も付き始めました。
カメムシなどがたかったり、実つきが良くない株もありますが、なるべく土の中の水を切らさないように、水管理をします。

今週の金曜の夕方に灌水予定。
大きなことはできないが、自分のできることを少しずつ 少しずつ。

お盆前に手取り除草の見通しも立ちそうだ。

お盆前に手取り除草の見通しも立ちそうだ。

お盆前に手取り除草の段取りが立ちそうです。
ハウス前の大豆の草取りもやりきりましたし、今年はいつになく順調なペースです。

今日から条間の部分にナイロンカッターを装着した刈払い機で下草の草を刈り取りました。
風が吹いているとはいえ、下着までびっしょりになりました。
お盆の間、ぼちぼちとやっていく予定です。

ハウス前に蕎麦殻を撒きました。
籾殻でもいいのですが、近くにお蕎麦屋さんがあり、蕎麦殻が簡

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プロの仕事:NEXCO中日本の草刈りは準備が8割。

プロの仕事:NEXCO中日本の草刈りは準備が8割。

マルカワみそ農園の近くには北陸自動車道があります。
最近、農園で使っているクルマを車検にお願いしたら、フロントガラスに亀裂があり空気が入っていて、ガラス修理をすることになりました。

実は、高速道路の管理区域から木の枝が伸びていて、頻繁にガラスと接触していました。そこで、NEXCO中日本さんに伐採依頼をお願いしました。
(依頼電話対応をしてくださった、社員さんありがとうございます。)

NEXCO

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治水と農業。桝谷ダムから見る歴史の流れ

治水と農業。桝谷ダムから見る歴史の流れ


桝谷ダムというダムをご存知でしょうか?

越前市のふるさとの河川ともいえる日野川の水を貯めているダムで南越前町にあります。

北新庄地区にあたるマルカワみそ農園のパイプライン水路の水は桝谷ダムからやってきます。
ダムや河川事業に携わっているすべての方々、本当にありがとうございます。お陰様で営農ができています。感謝しかありません。

虎の子の貯水率。8月後半、最悪台風の9月まで仕事終わりにご近所さ

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農業記録2024年8月編

農業記録2024年8月編

来年の農業の参考にするための写真録。

ツバメが巣立ちました。巣は外敵により荒らされています。
自然界は厳しさで溢れている。生きるだけで精一杯。
人間だけ生きること以外で悩むんだよなぁ…。
(ちなみに「マルカワみそ ツバメ」で検索したら、記事が3〜4件ヒットした。どれだけツバメネタで擦るねん!)

ポッド土は岩内山の赤土と米ぬかをブレンドして発酵した自作品。
育苗土を購入すると非常に高くなります。

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大豆の開花期は水稲よりも水分を要求するため畝間灌水を行う

大豆の開花期は水稲よりも水分を要求するため畝間灌水を行う

大豆の葉が裏返り気味だったので、畝間の灌水を行いました。
昨日の雨ではほんの少し湿っただけで、土の色は白い状態でした。

雨が降って欲しい。週間予報をみるとため息が出る。
雨乞いでもしようかな汗。

天気はコントロールできない。自分の行動だけがコントロールできる。
コントロールできることに焦点を当てないと…。

大豆の開花期には水稲以上の水が必要なのですが、灌水を行うデメリットとして、雑草の伸びを

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8月になる。草管理ももう少し。

8月になる。草管理ももう少し。

暑さでカメラに指が…。

枕時の耕起をして、明渠を作成しました。
今日、圃場をみたら、土が白くなっていました。
水分が乾いているんだなぁ。

大豆の開花期は水稲以上の水分が必要になります。
灌漑水路を作るために明渠を整備しました。

その後、特栽の蕎麦の資材をJA集配センターに取りに行った。

明日は雨だ。

耕起の砕土率を高めるためには土の水分。

耕起の砕土率を高めるためには土の水分。

今週は福祉事業所さんと打ち合わせをしました。
ご担当の方と就労支援A型の方と除草ができるような形で大枠が決まりました。農福連携により、来年の除草は大きく変化できそうです。

8月の蕎麦を播種する圃場を荒耕起しました。
特栽の技術書には砕土率を高めることが大切と書いてありました。
土のバランスがいい状態は固相:液相:気相=4:3:3となっています。
最初、水気が多い状態の土を耕起したら、ゴロ土が多く

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大豆にさび病が。

大豆にさび病が。

大豆の葉にさび病と思われる変色が散見されます。
手塩に育てた大豆が健全でない姿をみると、生産者として非常に辛く感じます。連作圃場だと発病が増加するようです。

もっと自分に技術と知識があればと思わずにはいられません。
作物を想う気持ちだけでは作物を育てることはできないと痛感しています。

悔しい。
こういう気持ちを幾度も数えきれないほど経験しているのですが、それでもやはり悔しい。この気持ちは残るし

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畦畔の刈り取り。

畦畔の刈り取り。

月曜日に畦畔の刈り取りを行いました。
今週は畦畔の刈り取り、耕起、秋野菜の準備、蕎麦播種準備。

少しずつ 少しずつ。
来年は株間株元除草軽減のために、リビングマルチをしてみよう。

連作は休ませる。

週末は作業奉仕。パンも焼いた。

週末は作業奉仕。パンも焼いた。

日曜日は奉仕作業がありました。
刈払機で用水路の刈り取り、お宮さんの除草、清掃、枯れ木伐採、片付けなどをしました。

朝7時から作業を始め、8時ごろには汗がポタポタと流れ落ちるほどでした。10時に終了しましたが、作業が終わる頃にはパンツまでびっしょりでした。

35度を超える暑い日中は、休憩を取りながら作業することが大切です。
とはいえ、町内の方々が一緒となると、自分のタイミングで休憩を取るのが難

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畦畔の除草を行い蕎麦栽培の講習会へ。

畦畔の除草を行い蕎麦栽培の講習会へ。

今日も朝一番は除草を行いました。
体力がへばってきた。けど、もう少し。

来週は福祉事業所さんと打ち合わせのアポイントの段取りがあります。

来年は農福連携を考えています。
雇用の確保、社会参加の支援、日常生活と違った心身のリフレッシュ。
福祉事業所さんにも自社農園にとっても利点があり、お互いの強みを活かした相乗効果があるのではと考えています。
電話ではある程度お話しましたが、担当の方がどのような

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大型雑草イタドリが蔓延る

大型雑草イタドリが蔓延る

暗渠を閉めた後、除草作業を行いました。
しかし、早朝から雨が降っていたため、約1時間ほどで作業を切り上げました。日中から圃場に入りました。

お昼からは風が抜けるので、気持ちいいです。
画像にするとこんな感じです。

梅雨明けももうすぐ。
8月15日までに除草を終了する段取りのため、ラストスパートしています。

しかし、SGGK若林源三のように大きく立ちはだかるのは大型化したイタドリという雑草です

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