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発達障がいが起因となった二次的障がい

息子は、ストレスをため込んでしまったり、極度の緊張状態になると、お腹が痛くなります。
さらにストレスが増幅すると、自分の中にもう1人の自分を作り出し、嫌なことはその別の人格に全て押し付けるようになりました。
その間の記憶はありません。解離性障がいでした。

診断を受ける以前のことです。
中学校の担任の先生との三者面談のときに、手をヒラヒラさせてずっと笑っているのです。
息子は、外ではいつも口数が少なく、おとなしくしているのですが、隣で聞いている私がびっくりするほど、普段と様子が全く違っていました。
進路に関する、大切な話をしているのに、ヘラヘラとした態度なのです。
ふざけているのかと思い、大丈夫か聞いても、本人は何のことやら。
担任の先生も、ベテランの先生であったので、いろんな生徒さんを見てきていらっしゃいます。
息子の態度には、特に気にされていない様子でした。
今思えば、これも緊張からくる解離性障がいだったのではないかと思っています。

最近は落ち着いてきており、記憶をなくすほどの状態に陥ることは少なくなりましたが、最も具合が悪いときは、誰かに怒られている間に、豹変して記憶をなくし、1時間くらい経つと、素の自分に戻るといった具合でした。
そして、相手がなぜ怒っているのか、理解できないということになってしまうことが多々ありました。
周囲も戸惑うばかり。
叱っても、本人の心には届かないのですから。

現在は、できるだけ「叱る」というより、「説明する」ように心掛けています。

つい、我慢できず、怒りの感情が上回ってしまうこともありますが。

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