いる保険といらない保険

保険なんて安心を買うものなので、保障内容に対して無理のない掛け金で納得できれば入った方がいいと思います。私の場合、掛け捨て保険は月5000円以内と決めて、その中で保障が中途半端にならないように組んでいます。

あくまで私が思ういる・いらないですが雑感を。

・必要な保険

 自動車保険 → 対人・対物無制限は当然ですよね。基本補償以外では同乗者の死傷に対して支払われる人身傷害補償保険(車内のみ・3000万円程度)程度は付加した方がいいと思います。車外まで補償するタイプにすると割高になるし、自動車保険にそこまで必要?て思うのでいらないと思います。弁護士特約はほとんど限度300万なのと使うケースは稀なので、預貯金に余裕ある人は必要なく、逆に余裕がなくもらい事故で加害者から、少しでも多く賠償金もらいたい人は入った方がいいと思います。なにより弁護士特約て名前の安心が大きいですよね。

 火災保険(地震) → やはり巨額損失を被る可能性があるものには備えておいて方がいいですし、住宅ローンを組む場合は強制的に入ると思います。賃貸の方でも借家人賠償責任保険には入ってるはず。ハザードマップ次第で水災補償も。

 個人賠償責任保険 → 家族で自転車に乗る人がいる場合は特に必須です、まだ自転車保険は一部自治体で義務化ですが今度、全ての自治体で義務化になると思います。自転車に乗らないにしろ、不意に自分や家族が加害者になってしまうかもしれませんので絶対必要と思います。自動車保険や火災保険で特約としてあるし、安いのでメンタル面でも費用対効果が良いです。

・人によって必要な保険

 定期死亡保険 → 資産によっぽどの余裕がなく養っている家族いる方は遺族年金だけでは足りないので必要でしょう、ただし終身タイプではなく、年々必要な保険金は減っていくはずなので定期で5年、10年で見直し。

 就業不能保険 →   自営業の方は必要かと思いますが、私の様にサラリーマンの方は公的な補償などを考慮してから入る必要があると思います。まず社会保険制度に加入してる方は傷病手当をざっくりですが最長1年半、給与2/3受けとれます。そしてお勤めの会社が団体長期障害所得補償保険(GLTD)に対応していれば、割安で手厚い補償が受けれますのでそちらを検討しましょう。その他にも住宅ローンを組むと団信という保険に入ると思いますが、別に月数百円程度で月の返済額相当を数か月に渡って受け取れる債務返済支援保険という任意で加入できるものもあります。民間の就業不能保険 に加入する前に、「傷病手当の給付額」・「会社がGLTDに対応しているか」・「債務返済支援保険※住宅ローンを組んでる方」を確認してからにしよう。保険の営業はおそらく傷病手当の説明くらいしかしてくれない。

・貯金が十分にあれば必要ない保険

 医療保険 →  正直、貯金があればいらないです。一般的な給付内容が入院日額1万×60日 + 手術給付金10万くらいだと思いますので100万くらいの余裕あれば大丈夫だと思う。不安なら貯金と別に100万を別の口座に移し医療費として分けて見える化しておく。とか言っておきながら私は少額ながら加入しています。理由はもし自身が重病になった際に、諸々の手続きを家族に任せることになるから、日々掛かる医療費に対して給付金で少しでも安心できればという考えです。安心を買っています。

がん保険 →  これも貯金があれば正直いらないです、高額医療費制度などは皆さん既知だと思うので。ですが私は加入しています。理由は母、祖母、義母、義祖母が癌経験者なので、まさに安心を買ってます。がん保険で重視すべきは一次給付金です。通院治療になる可能性も高いので入院給付金額によりガン診断時の給付金が決まるような保険は避け一次給付金だけ受け取れる保険を選ぶといいと思う。個人的にはメディケア生命のメディフィットPlusがガンの場合は一年毎に給付金を受け取れて限度もないので優秀と思う。もちろん金を積めばもっと手厚いものもあるけど。

・必要のない保険

車両保険 → ローンを組んだり無理して購入している人は合ってもいいと思うけど、一番補償して欲しい単独事故+あて逃げまで補償する一般型にすると高額になるし、使えば等級が下がる。安くする為に免責15万とかしてたら本末転倒だよね。車なんて見栄をはらなければ中古で数十万のものでも十分走る。

貯蓄型の保険(生命保険、個人年金、学資保険etc) → 貯蓄型の保険は月額も高額になるし途中解約で元本割れする可能性もある、そんなリスクを背負ってるのに利回りは小さい。貯金が苦手な人が強制的に貯金する為て意見もあるけど会社の財形だったり定期預金とか他にあるよね。ただ、私も一つ貯蓄型に入って後悔してないものもあります。それは子供がいる家庭で生命保険の払い込み期間を子供が18歳になる前に設定するというやり方。払い込み期間が短い分、月額は高くなるけどライフスタイルの変化に対する不安も小さい。もし自身が死亡しても保険金を学資に当てられるし、そのまま寝かせば受取額もわずながらに上がるので老後に当てられます。

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