世の中お金じゃないを考える
「金持ちのハゲ」と「貧乏のイケメン」
この条件が人生のパートナーとして与えられた時、あなたはどちらを選ぶだろう。
「私が稼ぐから、好きだからイケメンの貧乏でもいい」ということもあるかもしれない。
いきなりだが、とある薄毛治療の情報サイトがあるデータを公開した。
「ハゲは恋愛対象になりますか?」という問いに対して46%の人がならない答えた。
次にハゲと結婚できるかと言われると39%の人ができないと答える。
最後に「金持ちのハゲ」と「貧乏なイケメン」、結婚するならどっち?と聞いてみた所、24%がイケメンと答えた。
つまり、76%。つまり約80%が「金持ちのハゲ」と結婚をするというデータが取れたのだ。
「金持ち」という条件をつけるだけでハゲは14%結婚できる確率が高まるのだ。
全ての根底は金にある
たくさんのお金があれば塾にも習い事にも行かせることができる。
おいしいご飯も食べられる。旅行もいける。
みんなお金がほしい。
だからこそ、楽に稼げるという言葉に人は弱いのだ。
だいぶ前にとある会社のインターンをした時、情報商材を売っていた会社のセミナーの受付をした事があった(今考えればだいぶと怪しい笑)
セミナーに参加していたのは僕と年齢が近い人やフリーランスの人たち。
そこで共通していたのは、みんな「お金がない」ということ。
そんな人たちに対して業者は平気で20〜30万円の情報商材を売る。
面白いことにその人たちは、そんな中身も分からないような商材を買うのである。
その商材が本当に儲かるかは分からないが、そこまでのリスクを冒しでも、人はお金が欲しいのだ。
情報商材が売れるのは、そんなリスクを冒してでもお金が欲しいという執念がある人が沢山いるからだ。
秘密基地とお金
僕は今まで、「世の中はお金じゃない」と思っていた。
人のありがたみとか感じながら秘密基地ができたから。
しかし、秘密基地のおかげで、どれだけ生きていく上で必要になるかも一方で分かった。
イベントするにも、家賃にせよ。
環境を整えるだけでもお金はかかる。
いいサービスを提供するにはお金が必要だということもわかった。
しかし、「もっとお金を取るべきだよ」
そんな簡単に人から言われても、困る笑。
それは、来てくれる子の事情とかがあるから。
けど、改めてある程度の環境を整えるのにはお金が必要である。
秘密基地の駄菓子も今だに完売中だ。
いつからだろうか。お金を取る=悪のように感じるようになったのは。
そんなジレンマに引っかかって半年が過ぎた。
全てのベースはお金
ここまで書いてそんなことない!世の中お金じゃないという人はその時点である程度のお金がある人であろう。
健康は良い医療が受けられるからこそ。お金がないと病院にいけない。
恋愛もそうだ。デートをする、一緒に生活する家賃を払う。結婚式にもお金、子育てするにもお金がかかる。
最終的にたどりつくのはお金だ。
お金は心の安定をもたらす。僕はそう思う。
結論、何かを守るためにお金は必要なのだ。
携帯の料金が払える払えないのギリギリで生活して、秘密基地の家賃を気にして、僕は毎日ビクビクしながら生きている。
だからこそ、安定して給料をもらえる正社員という人たちがどれだけすごいかが分かる。
お金は「最低で最高の数字」だ。
そんな僕は「金持ちのハゲ」になれる自身がない。
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