まる夫妻

心身ともに引きこもりがちな夫婦の交換日記。 つま:経理 。読み書きが好き。話すことは…

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心身ともに引きこもりがちな夫婦の交換日記。 つま:経理 。読み書きが好き。話すことは誰かに外注したい。 おっと:エンジニアの端くれ。コミュ力はある、社交性はない。

最近の記事

♯3 なるべく薬と疎遠な状態で生きたい

薬が嫌いすぎて、溶かしてなくそうとした 元来薬を飲むのが嫌いな性分だ。 必ず薬を渡されるから、という理由で幼少期は病院に行きたがらなかった。 何の効果があるか知らないが、風邪の症状が出る度に薄橙色の粉末薬をもらっていたのを覚えている。 その薬は当時の私にとってあまりにも苦く、水に溶かして飲んだことにしてしまおうと思い立ったが、母に気付かれ元の薬の何倍もの容量になった苦汁を飲み干さねばならなかった。 私が薬嫌いな理由1.自己肯定感が下がる 心配性の夫は、不調でも薬

    • #2 夫から妻への自己紹介

      青春の光 比企谷八幡(*1)と折木奉太郎(*2)、僕の青春は彼らと共にあった。彼らとの出会いからもう10年以上の月日が流れたが、2人の残していった印象が僕の中で霧散せずにいる。    好きな作家は太宰治、小川洋子、よしもとばなな。嫌いなものは火を通してない野菜。  恋人選びの信条は"予選は顔で加点方式、本選は性格で減点方式"     妻さんへ妻さんの書いた文を読むのはとても楽しい。夫の書いた文でも妻を楽しませることができたらいいな。

      • #1 つまからおっとさんへ自己紹介

        おっとさんからリクエストがあったから、一応自己紹介をしておく。 つまは何者かおっとさんとつまはピカピカの新婚1年生だが、6年間の長きにわたり交際を続けてきたのだから、近年で最もつまをよく知る人物は間違いなくおっとさんだ。 ただ、「おっとさんが知るつま」と「つま自身が考えているつま」の間には乖離があるかもしれない。その乖離はこの交換日記を継続することでいくらか埋められるものという希望的観測を抱いているのだが、ひとまずつまから見たつまを表現しておきたい。 表層をなぞれば童顔

      ♯3 なるべく薬と疎遠な状態で生きたい