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なぜフィルムカメラなのか。



わたしが最初に写真を撮ることが好きになったのは20年くらい前。
その頃は、(たぶん)デジカメはあまり普及してなくて、写ルンですとかフィルムカメラで写真を撮るのが主流だったし、フィルムの値段も数百円程度だった。

色々あって、いつの間にかスマホでしか写真を撮らなくなっていたけど、ふとしたきっかけで十数年ぶりに写ルンですを買って、子どもや日常を写した。
撮ってる時も楽しかったし、撮った写真をすぐに見れないから、現像に出してデータを受け取るまでのわくわく感がたまらなかったのを覚えている。

写ルンです
写ルンです

そこからはもうどっぷりとフィルム沼にハマり、数年が経つ。
いつの間にか好きだったフィルムは次々と廃盤になり、価格もどんどん高騰していくし、フィルムカメラで写真を撮ることはとてもお金のかかる趣味になってしまった。

大好きだったpro400h


pro400h、復刻しないかなぁ…



それでもなぜフィルムカメラを使うのか、デジタルカメラではダメなのか、、、
一番の理由はやっぱりフィルムの写りが好きだからだけど、フィルムカメラの方が機能も操作方法もシンプルだからというのがあると思う。

デジカメにはとにかくたくさんの便利な機能がついていて、設定も自分好みにカスタマイズできる。
しかしながら、
○機械に弱い
○説明書を読むのが苦手
○何事も突き詰めて学ぶということが苦手
という性格なので、
いくらハイスペックでも、いや、ハイスペックすぎるからこそ、理解できないし使い方こなせない。
結局は思ったような写真が撮れないのです。

それに比べてフィルムカメラならば露出とシャッタースピードとピントを合わせて押すだけ。
現像に出せばラボさんが素敵な感じに仕上げてくれる。
シンプル!最高!
(デジタルは自分でレタッチしないといけないど、
レタッチがこれまた本当に分からない…。
勉強しろよって話だけど…。)

現像・フォトカノンさん
現像・山本写真機店さん

あとやっぱり、ちゃんとプリントして家族のアルバムに入れたいと思うのは、フィルムで撮った写真なのだよな。
実家にある、日焼けしたアルバムと、色褪せてちょっとピントも合ってないような、でも懐かしくて温かい写真。
自分の子供たちにも、そういうものを残してあげたい。

気がかりなのは様々な理由で品薄になってたり値段が高騰し続けるフィルムのこと。
あちこちでフィルムユーザーの嘆きが聞こえる。
どうかこの状況が今後良い方に向かって行きますように。まだまだ撮り続けたいよ。

Instagramやってます↓

https://www.instagram.com/chibimaru_film


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