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あの面接官は私のどこを見てたんだ!

はじめに

このnoteは就活で疲れた学生さんに
少しの知識と笑いを届けるために書いたものです。
とはいえ嘘や作り話ではなく
ノーフィクションで書いてますので
この記事を見た人に少しでもお役立ちになれば幸いです。


なぜこの記事を書こうと思ったのか

それは、Twitterでこちらの投稿を
目にしたことがきっかけでした

現代の学生さんにも
未だに情報不足による悩みがあるんだな
と感じたことがはじまりでした

今の就活市場はサービスが充実してますよね
・口コミサイト
・SNS
・スカウト(逆求人)サービス
・面接対策
・自己分析サポート

一方で、困っている学生を食い物にしようと
耳ざわりのいい誤った情報を流したり
あやしいコンサルをする人も散見されます

今の学生さんは優秀な方も多いと感じるので
私がとやかく言う必要もありませんが
企業の人事や面接官が
「どのように採用を計画して、どのような戦略を立て、どのような行動をしているか」
といった内容はあまり認知されていないように感じたので
私自身の知識の整理のためにも
書き留めることにしまた

「これを見たら絶対内定!」と言う内容ではないので
就活の息抜きにエンタメとして読んでいただけると非常に光栄です


本題

「面接官は学生のどこを見ているか?」
それは、『人によって異なる』です。

とだけ書くとすごくつまらなくなるので
いくつかその傾向を細かくまとめておきます


「はずれ面接官」はどこを見ているか?

・顔
・髪の色
・靴の綺麗さ
・部活
・学歴
・ノックの回数
・履歴書の顔写真の裏に名前が書いているか
・座った時にボタンを外すか
・メールアドレス
・オンライン面接の背景画像
・家の汚さやポスター
等があります

こういったくだらない物差しで
判断する人は未だに一定数存在します。
昔よりもかなり減った気はしますが
令和の時代になっても存在するのが実態です

そしてそれは、地方の中小に限らず
誰もが知る有名企業であっても存在するのです

この面接官に当たった時点で勝負は運ゲーと化し
どれだけ上手くアピールできても
「いやー話してる内容は良かったけど、部活やってこなかったとか、協調性もないし根性ないからすぐやめちゃうよ」
と不合格になってしまいます・・・

対策は、なくはないですが、あきらめた方がいいです
その方の価値観は基本変わりません
入社してそんなやつの部署に配属されようもんなら
それこそ貴重な新卒カードを棒にふることになります


「一般的な面接官」はどこを見ているか?

これは2つのパターンの面接官がいます
「定められた評価観点(評価軸)」があるかないかです

一次、二次面接は
明確に応募者のどういった能力を評価するか?
という軸を、人事側で指定していることが多いです

しかし最終面接など
代表、役員が実施する面接は
明確な評価基準を設けていないことが多いです

その理由は、彼らお偉方は人事よりも決定権を持ち
人事から「面接では〇〇と〇〇を確認して、✘✘と✘✘力を評価してください。」
なんて指示はされない、させない場合が多いからです

お偉方は「自分がその学生と働きたいか?」
自分たちの中にあるその基準で応募者を見ています
そのことが理由で
はずれ面接官は役員層に多いのも事実としてあります

その結果
社内で「〇〇さんが最終面接して入社した人は、✘✘さんみたいな△△な人が多いよね〜」という事があったり
面接前に人事から「最終面接は弊社の代表が担当します。〇〇という点を見ていますので、事前にご準備お願いします」という話を応募者にしているのである


具体的にどのような評価基準が利用されているか?

では、具体的に企業は応募者を判断する
「評価観点、評価軸に」はどのようなものがあるかについて話をします

厚生労働省 労働市場における 人材確保・育成の変化

こちらの画像は、厚生労働省が公開しているデータです
2012年のデータで古い情報ですが
内容は今もさほど変わってはいないと感じています

ビズリーチ 面接評価シート サンプル
https://media.bizreach.biz/21135/#co-index-10

こちらはビズリーチ社の公開している企業向けの評価シートのサンプルで、2023年の最新情報です。
おそらく中途採用向けのサンプルではあるので
多少違いはあるが内容は一般的で新卒と重複するものも多いことが見てとれます。


これらの「〇〇力」を面接官はどのように見極めているのか?

これについてもパターンがあり
「人事が面接官に質問を指定しているか、面接官が自由に質問を考えているか」です。

例えば「実行力・行動力」を評価するにあたって
以下のように具体的な質問や流れを定めている企業もいます。

【流れ】
・まず「学生時代に最も頑張った出来事について」に聞いてください
・「自身の行動」と「それによって得られた成果」がなければ、追加で聞いてください
・「なぜ行動をはじめたのか?(動機)」を聞いてください
・行動にあたって「自信はあったか」「不安はなかったか」を聞いてください
・「なぜその手段を選んだのか?」を聞いてください
・「途中で何か困ったことや上手く進められなかったことはあったか」を聞いてください
・「行動する前にどういう情報を集めたか?」を聞いてください

質問を定めることで
面接官のスキルや応募者のエピソードによる
評価のブレを少なくするのが
これの目的となっています

口コミサイトなどで面接で聞かれた事を見ると
基本はみんな同じ事聞かれてそうな企業は
おおよそこのようにブレのない面接を意識した採用をしている企業です

各「〇〇力」について
もう少し詳細をお話ししたいところですが
また機会があれば、noteに書き留めていきたいと思います


さいごに

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
直接的にあまり就活の参考にならない知識だったかもしれませんが、エンタメとして楽しんでいただけていれば幸いです

皆さまがあなたにマッチした企業へ入社されて
素晴らしいキャリアを歩まれることを願っています😊

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