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東京一極集中=GDP45%

▼付加価値額ランキング

付加価値は、GDPの55%を占める消費支出と15%を占める企業設備の直接の源泉です。
実際、付加価値総額379兆円を0.7で割ると、541兆円となり、実際のGDPの大きさとなります。
そのほぼ半分173億円を東京都だけで生み出しています。

出典:「令和3年経済センサス‐活動調査」統計局

▼付加価値額ランキング(パーセンテージ)

東京都以外は、従業員数%に比し、付加価値額%が小さくなっている
➨東京都だけが高い付加価値を創出できている

出典:「令和3年経済センサス‐活動調査」統計局

▼東京の高い付加価値額を生み出している業種

出典:「令和3年経済センサス‐活動調査」統計局

・東京の従業員数に比し、2倍以上の高い付加価値を生み出している業種(赤業種)は、生産性が高い業種ばかり。
特に、医療・保健の中に含まれる社会保険事業団体(健保組合、共済組合)は、「日本標準産業分類」の小分類で1人当たり付加価値額が断トツ1位を誇る極めて生産性の高い業種です。

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・逆に、東京で従業員数に比し、低い付加価値しか生みだせていない業種(青業種)は、生産性が低い業種ばかり。

・業種におけるポジショニングの重要性を物語っています。
生産性の高い業種は、より良い付加価値ポジションを求め、東京に集まり、それが、さらに良い付加価値を生み出す土壌になっていくという、一極集中の経済的要因が垣間見られます。


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