アメリカでボランティア
休学プログラム中にお世話になっていた
ボランティア団体を
今夏も訪れています。
慢性疾患のある人の生活を支援する施設で、
食事の準備から配膳、片付けを
お手伝いするボランティアです。
この夏の体験や
1年ちょっとを通して感じたことを
書いてみようと思います。
𓌉𓇋
これまでの活動
支援センターを初めて訪れたのは
2023年1月。
1ヶ月ほどボランティアをした後、帰国。
また、2023年9月にも
少しだけ行っていました。
1年ぶりの訪問
10:00
センターに到着。
今まで通り受付で名前を書こうとしたら、
QRコードを読み取って
オンラインフォームを提出するよう
伝えられました。進化してる。
受付が終わったのでキッチンへ。
料理長のウォルターさんと
久しぶりの再会！
「元気だった〜？」とうれしそうに
話しかけてくださいました。
名前もギリ覚えてくれてた！！
そこから、ボランティアに指示を出す
フードマネージャーに挨拶しました。
ななんと前の方は退職（転職）していて泣、
新しいマネージャー！アンナさん。
最初の任務は
アメリカンデカキュウリ7本薄切り（努力）です。
サラダ用。
キュウリを切り終わると、次はサラダ作り。
そうこうしているうちに、
配膳する食事の準備が整い昼食タイムです。
11:30
利用者の方よりも先にいただきます
（ありがとうございます）。
写真は他の日のごはん。
やっぱりおいしい！
ウォルターさんありがとう！
12:00
自分の食器を片付けて、
エプロンをつけて
食事提供開始。
私は前菜担当になりました。
ここで食べるのか持って帰るのかを聞いて、
お皿（またはプラ容器）を手に取り
カリフラワーいりますかー？
ジャスミンライスはいかがー？
と確認しながら盛ります。
カリフラワーの発音が意外と難しい。
「カー！ﾘﾌﾗﾜ」。
1時間ほどが経過し、
残っている食べ物はすべてプラ容器へ。
13:30
プラ容器に分けた食べ物を
利用者に配ります。
その日の夕飯にする人が多いようです。
配り終えたら、片付け開始。
食器を洗ったり
ダイニングホールを掃除したり、
ボランティア4人ほどで
分担してやっていきます。
14:30
片付けが終わって、
この日の活動は終了です。
久しぶりに動いて筋肉痛...いい運動だ！
気づいたこと色々
サラダ職人
10時から1時間半の食事の準備では、
野菜や果物を切ったり
デザートを取り分けたりと
難しすぎない業務が割り当てられます。
ここのところ、
私はサラダ作りを任せられがち。
「作る」といっても
デカキュウリやミニトマトを切って、
プラ容器にレタスと一緒に入れて
蓋をするだけなのですが、
そろそろ職人になってきたかも。
スピーディーにいい感じに
作れるようになってきました。
うれしい（だけ）です。
利用者の顔ぶれ
1年前からの経験を思い返すと、
センターの利用者さんはほぼ一緒。。
この支援センターでは
利用者の「自立」を目指しているわけでは
ないらしいので、
1年経っても変わらず
（それぞれの環境は変わっているのかもだけど）
ごはんを食べに来ているようです。
食事提供は、
HIV陽性者の健康を支えるだけでなく、
様々な慢性疾患や食糧不足に悩む人の
サポートにもなっています。
一時的な支援ではなくて、
食べることを保障したうえで
カウンセリングなど人との関わりを通して
自身の生活に向き合っていく
手助けをしているのだと、
現時点では理解しています。
よくよく考えたら、
前回までは顔を合わせていた
日本語を毎回覚えてきてくれるおじさまが
今回はいない。。
この街のどこかでがんばってるのか、
はたまた他の街に行ってしまったのか...
メンバーはほとんど変わらないように
感じられるけれど、ちょっとずつ確実に
状況は変化しているみたいです。
清掃はお任せあれ
片付けの際の清掃は、
机をsoapとsanitizerで2回拭いて（謎）
床をほうきで掃いて
最後にモップ掛けをします。
小学校で身につけた
雑巾/布巾を絞るという特殊技術、
ここで活きてます！！
ほうきも！たぶん上手なほう。
モップ掃除は、黄色いバケツが大事。
洗剤を混ぜた水をバケツ部分に溜めて
モップを浸し、赤い取っ手を使って
ぎゅっと絞って床を拭きます。
いくら絞っても
水分をたっぷり吸ってしまったモップは
重くて重くて、
一筆ずつ床を引っ張る
書道パフォーマンスの気持ち（分からん）。
ボランティアの最後に
このモップ掛けをするので、
体力を消耗する難関です。
モップ掛けした後の床は
洗剤のせいかちょっと滑るけど、
それでいいそうです。よく分からん。
あと数週間
先日、ボランティアのサイトにログインすると
累計ボランティア時間が
100時間を超えていました！
2年間働くのなんかと比べたら
全然大きな数字ではありませんが、
プチ達成感。
これからも協力できるときに
行ってみたいと思います。
私にとっては、ありがたいことに
英会話以上の学びがある場所です。
見出し画像：
サラダ職人によるガーデンサラダたち🥗
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