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断捨離の秋。 #エッセイ

断捨離をしている。

大学に入ってから買ったけどもう読んでいない本や教科書、授業で配られたプリント類を部屋の端から全部ひっくり返して捨てた。

4畳弱の部屋で、結構大きめなベッド下収納に、本棚2台分がある。

本棚2台分はほぼぎっしり詰まっていて、さらにベッド下にも本やプリント類をまとめたファイルが入った紙袋や箱が4つほどあった。

ちまちまと出しては分けてを繰り返してプリントや細かい燃えるゴミで45L袋4袋分、本は本棚1.5台分位に減らすことができた。

すると、もう溢れんばかりもう何も置けないと思っていた部屋がなんとスッキリしたことか。

ベッド下にスペースが残るなんて青天の霹靂。これ以上何を減らせば、と思っていた部屋にスペースが余るなんて今の部屋を使い始めてから初めての事だった。

それから、捨てることが楽しくなってしまい、いまは服に手をつけている。

長い間着ていないもの、何となく気に入っていなくて選ばれにくいものを見つけては売るための袋と捨てる袋に分けていく。

そうやって、こちらもちまちま分別しているうちに10年近く着続けているTシャツやパーカーがでてきた。

中学に入ってからほぼ身長が変わらないとはいえ、そんなにずっと着ているのかと自分の物持ちの良さに感激する。

が、さすがにこれからも着続けるわけにはいかないので、捨てる袋に入れた。

そうこうしている間に、部屋にある荷物が5分の3程度に減った。

部屋の入口に立って見渡すとなんと広いことか。

来年就職の期に引っ越すことを考えるともう少しコンパクトにしたいが、次は何に手をつければいいのか。

断捨離のプロの方々をSNSで見つけて毎日参考にするばかりである。

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