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明日晴れるさ

今回は私の大好きな曲sumikaの「明日晴れるさ」
についてお話をさせて頂きたいと思います。

前回の「新世界オリハルコン」について書いた記事があまり上手く書けなかったので、今回はリベンジ出来たらと思っております。

と、その前に全体ビューが100を突破したことをご報告させていただきます。
初めて3日程で100回も見ていただけてとても嬉しく思います。
拙い文章ですが、これからも見ていただけると嬉しいです。

それでは本題に移らせていただきます。

「明日晴れるさ」誕生エピソード

sumika 4thミニアルバム アンサーパレードに収録された1曲です。
実はこの曲、Gt./Cho.の黒田隼之介さんが19歳の時に作詞作曲した曲が元となっています。

2015年8月から4ヶ月ほどVo./Gt.の片岡健太さんが体調不良により休養していました。
そのときに他のメンバー3人が片岡さんを元気づけるために、何か出来ることはないかと考えたそうです。
その時に、黒田さんが19歳の時に作った「明日晴れるさ」という曲を片岡さんに宛てた形に書き直したのが現在の「明日晴れるさ」という曲の原型となっています。

「明日晴れるさ」の曲解説

「明日晴れるさ」は作詞が片岡健太さん・黒田隼之介さん、作曲が黒田隼之介さんの合作となっています。

優しく、聞く人の心に寄り添うような歌詞と、ゆったりとしたメロディーが心地よい1曲となっています。

今から僕が歌うこの歌は
世界を救うようなスケールではなくて
現在目の前で戦うあなたの
幸せを只 願う歌だ
社会の中で足踏ん張って
不満抱えて涙堪えて
それでも前を睨むあなたの
震えた黒目 僕は好きだよ

前回更新した「新世界オリハルコン」の曲とは歌詞の雰囲気が全く違いますよね。

前回の記事を読んでいない方は、前回の記事の目次から「雨天決行」と「イナヅマ」の歌詞を読んでいただけると違いがよく分かるかと思います。

泣いたっていいよ
叫んでもいよ
たまには力を抜きなよ
悲しい程にやまない雨も
明日には素敵な虹に変わるさ

個人的には辛い時に1番言って欲しい言葉です。

当時休養をしていた片岡さんの心にも沁みる歌詞だったと思います。

この曲の作詞をメインで担当した黒田さんは、非常に優しく温かい人柄が特徴的なメンバーです。
普段話をする時も言葉を選んでいる印象があります。

sumikaの楽曲は片岡さんの作詞作曲が多いのですが、片岡さんの書く詞には比喩や遠回しな言い方が多く用いられています。
一方黒田さんの書く詞は非常にストレートな言葉選びでありながらも、優しさが感じられまた違った良さがあると思います。

明日晴れるさ
保証なんてないけど
信じてくれないか
明日晴れるさ
上手く泣けるようにさ
僕の歌でごまかしていいから

こちらがサビの歌詞となっています。

明日晴れるか分からないけど、信じてみよう。
苦しくて辛くて泣きたくても、上手く泣けない。
そんな時には僕の歌で誤魔化してもいいよ。

苦しむ人を決して否定せず、無理に励ますことも無く、只隣でそっと寄り添ってくれる。
私にはこのように聞こえます。

明日晴れるさ
傘は持ってないから
代わりにこの歌を

雨に濡れた君
そこから立つ気が虹を掛けるんだ

また素敵な歌詞ですよね。

「雨に濡れた君」この雨とは涙のことだと私は思いました。

この雨はいつか綺麗な虹に変わる雨。
辛くて苦しくて流した涙は、晴れ間が見えれば綺麗な虹に変わる。
だから傘で遮る必要はない。

雨に濡れたっていい。
僕の歌う歌で少しでも、明日晴れるって思って貰えたらそれでいい。

私はこのように解釈しました。

明日晴れるさ
保証なんてないけど
信じてみないか

明日晴れるさ
僕は信じているよ
あなたの虹は
きっと綺麗だよ

明日晴れるさ

ちなみに、作詞をした黒田さんはこの曲について次のように語っています。

「明日晴れるさ」って言ってるんですけど、最終的に「晴れなくてもいいよ」「『明日晴れるさ』って思うところから今が変えられるよ」って言うことを伝えたくて。

                              黒田隼之介 (音楽ナタリーより)

明日晴れるかなんて分からないし、明日晴れる保証なんてない。それでも信じてみよう。
明日晴れるさって思うことから今が変えられる。
本当に素晴らしい思考ですよね。

辛くて苦しい時はどうしても明るい未来は想像できないもの。
「明日もまた辛いんだろうな..雨なんだろうな....」と思っていては、晴れ間を見ることはできない。
でも、「明日晴れるさ」と思うことで少し気持ちが軽くなったり、心に降る雨が止むかもしれない。

泣いたっていい、叫んだっていい、辛い時は力を抜けばいい。
それでも前を向いて、明日晴れるさって信じ続ければきっと明るい未来では綺麗な虹が掛かっている。

コロナ禍で未来が見えない、そんな人にこそ聞いて欲しい1曲です。

長くなりましたが最後までご覧頂きありがとうございました。

最後に「明日晴れるさ」の歌詞を全て載せておきます。
興味のある方はぜひ聞いてみてください。

明日晴れるさ 
作詞 : 片岡健太・黒田隼之介
作曲 : 黒田隼之介

今から僕が歌うこの歌は
世界を救うようなスケールではなくて
現在目の前で戦うあなたの
幸せを只 願う歌だ

社会の中で足踏ん張って
不満抱えて涙堪えて
それでも前を睨むあなたの
震えた黒目 僕は好きだよ

泣いたっていいよ
叫んでもいいよ
たまには力を抜きなよ
悲しい程に止まない雨も
明日は素敵な虹に変わるさ

明日晴れるさ
保証なんてないけど
信じてくれないか
明日晴れるさ
上手く泣けるようにさ
僕の歌でごまかしていいから

明日晴れるさ
傘は持ってないから
代わりにこの歌を

雨に濡れた君
そこから立つ気が虹を掛けるんだ

明日晴れるさ
保証なんてないけど
信じてみないか

明日晴れるさ
僕は信じているよ
あなたの虹は
きっと綺麗だよ

明日晴れるさ

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