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蛋白が出るのがいかにやばいかについて〜腎生検決定〜

2021年1月の経過観察で血尿が初めて基準値に収まり、5月に久しぶりの経過観察で病院へ。

経過観察の結果が良ければ、スパンを半年や1年にしていこうなんて言われていたのですが。

今回の尿検査の結果は
潜血+3
蛋白+1

あれれ????

初めて蛋白出ました。0.3gです。
検出量としては少なめですが、潜血に加えて蛋白まで。

IgA腎症は大抵最初は血尿だけで進行すると、蛋白が出てきます。大きくて通れないはずの編み目を通り抜けるだけの炎症が起きている。
本来多少漏れ出ても再吸収される蛋白が、再吸収しきれなくなっている。

ちなみに、少し難しいですが下記のように進行します

出典 https://jfir.jp/iga-nephropathy/



蛋白が出てきているということは、一気に腎臓病である可能性が高まります。

ちなみに蛋白が出る方は、普通の方に比べて2倍以上のスピードで腎臓の機能が落ちると言われています。(日本腎臓学会慢性腎臓病対策委員会 疫学調査ワーキングのデータ平成18年より)

扁桃炎から1年半で、病状はむしろ悪化しているのではないかと思いました。
前回は良かったのですが、その日によって調子が違うものですよね。

腎生検してもいいかもしれないと、今まで慎重論だった主治医が初めて自分から言いました。
すぐに決めなくても良い、初期だから数ヶ月先でも良いとのことでしたが、元々腎生検した方が安心だと思っていたのでその場で1週間の入院予約を取りました。

「よく決断しましたね」と言われましたが、
腎生検がそこそこきついことはこの時点でよく分かってなかったです。

入院の手続きをし、入院の1週間にPCR検査を受けに来るように言われて帰りました。

少し先の日程にし、上司に相談したり、仕事を調整することが出来ました。

こうして人生初入院へと進みます。
検査が決まった安心と体に何が起きているのかという不安が渦巻いていました。

ちなみに、私のようにたまに蛋白が少量出る程度だと経過観察を進める病院も多いようです。
ただ個人的にはそこで簡単にうんと言わずに、よく調べてから判断することをお勧めしたいです、、

堀田先生の病院では潜血だけでも腎生検、扁的パルスといった治療することも少なくないようで、さっさとそっち行ってても良かったなとも思います。
仕事とかお金とか色々な問題もありますが、健康には代えられませんので。。
納得できない場合は転院も含めて検討してみても良いと思います。
担当の主治医によっても変わる気はするんですが。

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