人としての死、ヒトとして生まれる

2020年5月6日(水) 03:52
死んでしまっても何も変わらない。私が生きた証
を、私の周りの人は託されている。そうしている
限り私は死なないのだという神話。
死んでしまったら私を認知する、私、という存在
がいなくなってしまう。それこそが死。
私、どこまでも私のことが好きだと思う。薄っペ
らいプライドのためにすべてを払い、生きてい
る。なんとつまらない人間だろうか。
認知する人間が全て消えたとき、そこには何があ
るだろう。今生きている私たちが耐えられる世界
であるだろうか。全て虚しい。全てが。
どうしようも、私は人だった。

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