雪と神様

2月あたりは都心でもよく雪が降る。
今年も昨日は23区全域に大雪警報が出るほどよく積もった。
東京は数センチの積雪で毎度大騒ぎになって大変だ。

昨日は、大学時代の友人が地方から東京に出張に来るとのことで、久しぶりに皆で集まる予定だった。
行きたい気持ち半分、雪で帰宅難民になるのが嫌なのと、翌日会社の休みととっている旦那氏と一緒に夕飯を食べたい気持ち半分。あと、一度仕事から帰宅してしまうと、寒くてちょっと腰が重くなってしまった。
くだした決断は、集まり不参加。
もうなかなか集合できる機会もない中、貴重なチャンスだったけど、そんな日に限って大雪が降ってしまうって、神に何かを試されているような気もした。
人への思いやり、優先順位のつけ方、この2点。
N氏は、せっかく地方から友人が来るし、雪で帰宅難民になったらホテルに宿泊する、といって参加し、地方からの友人は皆にお土産を持参してくれていた。
二人とも、友人を想って行動している一方で、やはり私は人よりも自分の事を優先してしまうんだなと、改めて思い知った瞬間だった。
こういう所だよなぁと。
人にしたことは、良くも悪くもかえってくる。
とはいえ、人付き合いは年々しんどくなっているのも確か。
余計な事を喋っていつも自爆してしまうから。

また、ぐるぐるしてしまった。

とりあえず、今日は雪はもう溶けてきた。
東京の大騒ぎと、私の後悔も少しずつおさまっていくことだろう。
そして来年もまた、天気も後悔も繰り返すのだろう。





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