【CPA大幅改善】離脱防止ポップアップツール徹底比較

「まじ全体CPA下がんね~なんかチョロいテクニックないの?」って人に向けて書いてます。

今日ここでお話するのは、スーパーマーケターの皆様にとっては、あまり関係ない話かもしれない。

ただ、自分を含め「CVRを少しでも上げたい」「CPAを少しでも下げたい」と日々奮闘されている一般的なマーケター&アフィリエイターの皆様には、ちょっとだけ耳を傾けてほしい話。

ここで自己紹介をちょっとだけ
僕は、いわゆる単品リピート通販の広告担当で、日々ASP(アフィリエイター束ねてる会社)の方々と単価の交渉したり、自分でも広告運用してたりする。
コピーも書くし、クリエイティブも作ったりしていわゆる何でもやってるw
年商でいうと20億チョイなので、規模は中規模クラスってところ。

たぶんこの記事を見ている人は離脱ポップアップツールってのが何なのかは知ってる人が多いと思う。
(簡単に言うとお客さんがLPから離脱しそうな時に、ポップアップバナーを出すよう設定できるツール)
検索したらめっちゃでてくるし、今ちょうど探してるって人も多いと思う。

今回、そういう人に向けて、僕が選定した時の比較ポイント含め、どんな感じで選定していったのか?を共有していきたい。

なんで離脱ポップアップツールつかうの?

理由は簡単でCPA下げたいから。
年商20億円くらいになると、月間2万件くらいの新規数を獲得しなきゃならない。そこで少しでもLPへの遷移率を高くしたいのと、LPで離脱しそうな人はLINEに誘導して、見込み客化して広告費がかからないでもCVしてくれる状態に持っていきたい。
そんな理由で離脱ポップアップツールを使ってる。

離脱ポップアップツール比較ポイント

じゃ、早速比較ポイントをあげていきたい。
今回、機能面とサービス面、価格面で評価している。
■機能面
・ポップアップバナー
・フローティングバナー
・分析・レポート
・その他機能
・上限件数

■サービス面
・設定代行
・契約期間

■価格面
・初期費用
・月額費用

離脱ポップアップツール比較ポイントの説明

■機能面
・ポップアップバナー
  ユーザーが何をしたタイミングにポップアップがでるか?
  基本機能なんだけど、それぞれのツールで異なるので要チェック。
  └「戻るボタンを押したタイミング」
  └「別タブに移動したタイミング」
  └「カーソル移動したタイミング(PCのみ)」
  └「指定位置までスクロールしたタイミング」
  └「連続ポップアップ」
・フローティングバナー
  スクロール中に画面下部にずっと表示させておくバナー
  ユーザーのタイミングで画面遷移ができるので、
  「購入しよっかな」と思ってから画面をスクロールする必要がない。
  中にはフローティングテキストなる機能を持つツールもある。
・分析・レポート
  バナーが何回表示されて、何回クリックされたかなどが分かる。
  バナー自体の効果検証もできるので、便利。すべてのツールに搭載。
・その他機能
  ABテストやポップアップの位置制御などツールによって様々。
・上限件数
  インプレッション件数に上限を設けている会社が多い
  中には、上限を設けていない会社も存在。

■サービス面
・設定代行
  ポップアップバナーの設定代行や、運用自体を代行してくれる会社も
・契約期間
  月単位や年単位など、ツールによって様々
■価格面
・初期費用
・月額費用

離脱ポップアップツール比較

それでは、上記の項目を元に、離脱ポップアップツールをそれぞれ比較していく。
いったん結論として、比較表を添付する。
今回、自社での選定にあたって、5社の離脱ポップアップツールを比較した。

ポップアップツール比較表

機能面比較

■ポップアップバナー
 なんといってもポップアップツール探していたので、
 何を置いても、この機能が重要。

 5ツールのWEBサイトからの情報から判断した結果、
 以下の5つのポップアップタイミング全てに対応しているのは
 DARITSUだった。

 ①「戻るボタンを押したタイミング」
 ②「別タブに移動したタイミング」
 ③「カーソル移動したタイミング(PCのみ)」
 ④「指定位置までスクロールしたタイミング」
 ⑤「連続ポップアップ」

 特に秀逸さを感じたのは、⑤の連続ポップアップ。
 これは、バナーを閉じた顧客に対して、再度バナーをポップアップさせるツールであるが、初回のバナーはオファーを表示してそのままCVRを促し、2回目のバナーは、LINE登録を促すなどの戦略をとることができるため、非常に興味深いと感じた。ちなみに、この機能はDARITSUだけのオリジナル機能だ。

■フローティングバナー
 続いて「スクロール中に画面下部にずっと表示させておくバナー」
この機能を実装しているのは、DARITSU賢瓦だった。DARITSUでは、フローティングテキストという「現在何人見ています」というテキストをずっと画面下部に表示させておく機能も持っているが、正直うちでは使っていない。(フローティングバナーのみで十分だ)
フローティングバナーのみで選ぶなら、DARITSUでも賢瓦でもどちらでもいいと思う。

■分析レポート
 これは、すべてのツールに搭載されている。
レポートツールが凄く充実しているかのように書いてあるツールもあったが、正直、LP表示数、バナー表示数、クリック数が期間に分けて分かればうちでは問題ないので、そこまで選定ポイントには上がらない。

■その他機能
 ポップアップツールを探しているのに、他のヒートマップやチャットボットやアンケート機能がついていてもあまり魅力を感じなかった。
ここでは、ポップアップバナーの表示位置を自由に変えられたり、バナーが回転したりする機能があるRe:volverが面白かった。
ただ、DARITSUがカウントダウンや、バナーのABテスト機能を保有しており、ウチではそちらの機能に魅力を感じた。

■上限件数
ドメイン数の上限やインプレッション数によって金額が変わるなど、各社様々な上限件数を設定している中、DARITSUは上限件数を記載していなかった。
ポップアップ機能に特化して、機能面でかなり充実していると思っていたので、念のためメールで確認してみると、上限件数は設けていないとの回答を得た。(メールで問い合わせた画像を添付しておく)
現状、ウチではDARITSUを利用しており、毎月2万件程度の新規数を獲得しているが、問題なく機能している。

問い合わせ

サービス面比較

サービス面の比較は「代行」と「契約期間」だ。

■代行
ウチは通販企業だが、恥ずかしながらシステムには弱い人間が多いので、設定代行などしてくれないかも比較項目に入れていた。
そこで、見ていくと、KaiUは運用代行をしてくれ、DARITSUは設定代行をしてくれる。
(これもDARITSUのLPには書いてなかったが、DARITSUの無料キャンペーン問い合わせた際に、担当の方が設定代行しましょうか?という形で設定してくれた。結構迅速にレスポンスくれるので、助かった。)
※設定代行してくれるとはいえ、タグの設定とかセンシティブな部分はなるべく自社でやった方がいいので、そこくらいは検索したら出てくるマニュアル見ながらできることが望ましい。

■契約期間
 ウチのように、オーナーがコストめちゃくちゃ厳しい&いつもオーナーが言っていることが変わる朝令暮改のような会社では、なるべく短期契約で継続をしていくことが望ましい。
(ちなみに会社の成長に繋がるのなら、判断を変えるのは早い方がよい)
そのため、契約が何か月単位なのかを確認するのは非常に重要だ。
だが、残念ながら、DARITSU賢瓦以外の会社は契約期間が書いていなかった。
賢瓦は、契約期間が月契約と年契約の2つを選ぶことができる。
DARITSUは、月契約のみだ。

費用

■初期費用
初期費用はほとんどのツールがかからず、KaiUに関しては、運用代行のコストとして10万円が発生するようだ。

■月額費用
最安値は賢瓦だ。ただ、賢瓦だと、ドメイン数やインプレッション数によって価格が変わるので、正直面倒だった。
DARITSUであれば、月額3000円程度で、ドメインの上限なしで利用することができ、シンプルなので結果DARITSUに決めた。
その他の企業は月額5万と桁が違うので、早い段階で検討から外れた。

■無料お試し期間
DARITSUでは7日間、Re:volverRobeeでは、1ヶ月間の無料期間がついている。

まとめ

ポップアップ機能の充実とコスト面、上限件数が重要な比較ポイントであったが、その3つが総合的によいポイントを持っていたのがDARITSUだったので、DARITSUを選定するに至った。
ウチではチャットボットやヒートマップは既に導入していたので、あまりそこは重視していなかった点も今考えれば理由かもしれない。

参考URL


参考までに、各ツールのURLを載せておく。
DARITSU  daritsu.com
賢瓦    kenga.tech
Re:volver  re-volver.net
KaiU    kaiu.jp
Robee   robee.tech

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